どうもこんにちは探究.com編集部です!本日は企画立案の場面で使える「アイデア発想フレームワーク」についての投稿です。
各フレームワークに関連する記事も紹介しています。各記事ではテンプレートも配信しておりますので、企画アイデアを考える立場にある方は、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
アイデア発想に使えるフレームワーク
6W2H
5W2Hに「Whom(誰に)」を加えた6W2H。テーマやアイデアを多面的に見て分解・深掘りする際に便利な定番フレームワークです。アイデアやテーマについて多面的に掘り下げることができる、汎用的な手法です。
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【企画立案】思考整理の原点は6W2H!課題整理や企画書作成に使えるテンプレート配信
マインドマップ
マインドマップとは自分または集団の思考をツリー状に整理して可視化するフレームワークのことです。テキスト情報だけでなくアイコンやイラストなども交えながら想像力を刺激することができ、出力したアイデアを記憶しやすいというメリットもあります。
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思考整理やアイデア発想に活用できるマインドマップとテンプレート
マンダラート
マンダラートとはマス目上の中心に置いたテーマやキーワードから、連想されるキーワードを周囲に広げていくことで発想を広げるフレームワークです。マスを埋めていくことでアイデアを膨らますことができるため、ある意味で強制的にアイデアを拡張することが可能。アイデアの発散段階でとても便利なフレームワークです。
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連想によってアイデアを広げるフレームワーク「マンダラート」のテンプレート配信
シナリオグラフ
シナリオグラフとは、「誰が」「いつ」「どこで」「何を」という4つの切り口から選択肢を出力、ピックアップし、物語を作ることでアイデア発想を行うフレームワークです。アイデアの着想を得たり、既存のアイデアを少しずらして考えてみる、といった時に便利な手法です。
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【アイデア発想】簡易な物語を作成してアイデアを広げるフレームワーク「シナリオグラフ」
誰に何をシート
誰に何をシートは、企画の基本を成す「誰に」「何(どんな価値)を」届けるのか?という組み合わせをブレストするためのフレームワークです。商品やサービスのアイデアを発想する際にはこの「誰に・何を」のフィットする組み合わせを仮説検証していきます。
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【企画立案】誰に・何を届けるのか?ブレストシート※パワポのテンプレートあり
SCAMPER
SCAMPERは「Substitute(代用できないか?)」「Combine(他のものと組み合わせられないか?)」「Adapt(応用できないか?)」「Modify/Magnify(修正/拡大できないか?)」「Put other uses(転用できないか?)」「Eliminate/minify(削除/削減できないか?)」「Reverse/Rearrange(逆転/再編集できないか?)」の頭文字を取った、アイデア発想フレームワークです。
オズボーンのチェックリストとも呼ばれており、テーマに対する思考の切り口リストとして手元に持っておくと便利。
SCAMPER関連記事
【アイデア発想】7種の問いでアイデアを拡げるフレームワーク「SCAMPER」
属性列挙法
属性列挙法とは、向き合う(アイデア発想や議論する)テーマに対して、その物事が有する特徴や性質などの「属性」に分解して考える手法です。
テーマに対して多面的に、抜け漏れなくアイデア発想を行うことができるおすすめのフレームワークです。
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【アイデア発想】テーマを属性ごとに分解して考える属性列挙法
形態分析法
形態分析法とは、アイデア発想となるテーマや商品サービスに対して、対象の構成要素を分解し、その構成要素を変数として要素を抽出、新しい組み合わせからアイデアを生み出す手法です。
形態分析法
要素を分解して新しい組み合わせを考える想像技法「形態分析法」
希望点/欠点列挙法
既存のアイデアや商品サービスに対して「もっとこうだったらいいのにな」「ここが不便だな」という「希望点」と「欠点」を挙げ、それらを改善するための方法を考えるというアイデア発想法。
希望点/欠点列挙法
アイデア発想のフレームワーク希望点列挙法と欠点列挙法
PMI
PMIとはプラス(Plus)・マイナス(Minus)・インタレスト(Interest)の3つの項目でアイデア発想やアイデアの評価、フィードバックを行うフレームワークです。単純にプラス・マイナスだけでなく、何かが引っかかったり、妙に惹かれるという要素をインタレストとして書き出すところが特徴です。
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アイデア発想フレームワーク「PMI」
ERRC
ERRCは自社が提供する価値の改革や、商品サービスの価値改革のために用いられるフレームワークで、低コスト化するためのアイデア・差別化するためのアイデアという大きく2つの項目について考えます。その2つをさらに4つの項目「Eliminate・Reduce・Raise・Create」に分けて考えることから、頭文字をとって「ERRC」と命名されています。
ERRC関連記事
商品サービスの改善アイデア発想フレームワーク「ERRC」
ストーリーボード
ストーリーボードとは、理想的な顧客体験の流れを一つの物語で表現することにより、アイデアを具体化する手法です。4コマなどの枠組みの中で、問題解決の物語を可視化することで、提供価値の明確化や、フィードバックをもらいやすくするというメリットがあります。
ストーリーボード関連記事
ストーリーを活用してアイデアを可視化するストーリーボード
アイデアシート
思いついたアイデアをメモしておくためのアイデアシート。頭の中に浮かんだアイデアはそのままにしておかず、一度アウトプットするのがオススメです。それによってアイデアを客観的に見つめることができるほか、自分以外の人に見せてフィードバックをもらうことが可能になります。
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企画アイデアの発想に活用できるアイデアシートのテンプレート配信中
おわりに
以上、【企画立案】アイデア発想に使えるおすすめのフレームワーク※テンプレートありについてでした。アイデア発想の場面、企画会議の場面でご活用ください。
今後も、アイデア発想の手法についてはコンテンツ追加していきたいと思っています。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
特集:企画立案・企画書作成・プロジェクト運営に役立つ無料テンプレート(パワーポイントデータ)
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参考書籍:アイデア発想フレームワーク (日経文庫ビジュアル)