こんにちは、探究.com編集部です。今回は企画書の基本構成要素「スケジュール」についてです。
ここでは企画の内容を具体的にどのような時間感覚で進めていくのか、どのタイミングで立ち上げてどのように運営していくのかといった時間的な情報を記載します。
また、長い目で見てどのような方向性で動いていくのかという中期計画と、企画の立ち上げから軌道に乗せるまでの短期的なスケジュールに分けて整理するのがオススメ。
中期計画・短期スケジュールの書き方
①中期計画をロードマップにまとめる
中長期的な展開を可視化する際にオススメなのがロードマップです。あるべき姿から逆算して、そこに到達するまでのマイルストーンを書き出し、各マイルストーンを達成するために必要となるコストや仕掛けを整理していくというフレームワークです。
②ステップで表現する
中長期的な展開や短期的なスケジュールの大枠など、幅広く活用できるステップ表現。展開ステップを分割してテキストや写真などを使用して説明するスタイルです。
③ガントチャートにスケジュールを落とす
短期的なスケジュールを可視化する際はガントチャートが便利。企画運営時の工程・業務管理に用いられる表を使ってスケジュールを見える化します。
ガントチャートがあることによって、各担当者がどのように動いていくのかという時間軸と連動性を可視化することが可能です。
①〜③どれを用いて整理してもOKです。作成する範囲や目的に応じて選択して活用してみてください。なお、①〜③のテンプレートは下記の記事からダウンロードしていただくことが可能です。
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おわりに
以上、中期計画・短期スケジュールの書き方※テンプレート配信中についてでした。このほか、企画提案の場合は実際のカレンダーに業務項目を入れるなどして提出してもOK。
企画にはスケジュールが欠かせません。日付の入っていない企画は机上の空論となって終わってしまいます。調整などが必要な作業ではありますが、スケジュールの設計と見える化は必ず行いましょう。