ゴールから逆算して中間目標を設定するタイムマシン法【フレームワーク】

こんにちは!探究.com編集部です。本日は目標設定を行う際に活用できるフレームワーク「タイムマシン法」についての投稿です。

設定した未来のゴールから逆算して中間目標を考えるこの手法は、目標設定はもちろん、日々のアクションを考える上で役に立つ考え方です。目の前のことにいっぱいいっぱいになって、気づいたら時間を失ってしまっていたということの多い方はぜひ、チェックしてみてください。

タイムマシン法について

タイムマシン法とは?

タイムマシン法とは、未来から逆算してアイデアや目標を考える手法のことです。例えば、10年後のビジョンを描いたら、そこから逆算して5年後にどうあるべきか?1年後にはどうあるべきか?と現在に向けて思考を近づけていきます。

また、1年後を起点にして半年後、今月、と考えていくこともでき、長さの尺度は問わず活用することが可能です。

ゴールから逆算して中間目標を設定するタイムマシン法【フレームワーク】

現在から積み上げて考える思考法をフォアキャスティングと呼び、未来を起点に現在を考える方法をバックキャスティングと呼びますが、このタイムマシン法はバックキャスティングの代表的な手法の一つです。

タイムマシン法を用いて目標設定を行う

ゴールを設定する

ゴールから逆算して中間目標を設定するタイムマシン法【フレームワーク】

最終的に到達したいゴールと、そこに到るまでの年数を書き出します。

中間目標を設定する

ゴールから逆算して中間目標を設定するタイムマシン法【フレームワーク】

設定したゴールに対して、中間目標とその年数を設定していきます。例えば、最終ゴールを4年後の目標とした場合、2年後の段階でどこまでを目指すか、そのために1年後の目標をどう設定するか、という具合に考えていきます。

フレームのテンプレート

今回ピックアップしたタイムマシン法について、パワーポイントで作成したフレームのテンプレートを掲載しています。よければ編集してご活用ください。

テンプレート:タイムマシン法

なお、このタイムマシン法による目標設定の内容をもう少し発展させた手法としてロードマップがあります。目標達成のために何をすべきか?についてさらに具体化したい場合は、こちらも合わせてチェックしてみてください。

関連記事:使えるロードマップの書き方とパワーポイントテンプレート

おわりに

以上、ゴールから逆算して中間目標を設定するタイムマシン法【フレームワーク】についてでした。なお、このタイムマシン法は、目標設定の場面はもちろん、未来から逆算してアイデアを考える、アイデア発想の場面でも活用することができます。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください。

オススメ記事:目標設定のフレームワークSMART

オススメ記事:役割・目標・責任を明確化するKPIツリーの作り方

参考書籍:ビジネス・フレームワーク (日経文庫ビジュアル)

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