アイデア発想フレームワーク「PMI」

こんにちは!探究.com編集部です。本日は企画アイデアの発想に使いたいフレームワーク「PMI」についての投稿です。

アイデアや意見を出し合った時、そのアイデアに対するフィードバックが「良いか悪いか」という二元論になってしまって、本来促したい議論がなされないまま終わってしまった…という経験はないでしょうか?

そんな問題課題を解決する一つの助けになるフレームワークが「PMI」です。会議のファシリテーターや、アイデア発想を行う機会のある方はぜひチェックしてみてください。

PMIについて

PMIとは?

PMIとはプラス(Plus)・マイナス(Minus)・インタレスト(Interest)の3つの項目でアイデアの評価や検証、フィードバックを行うフレームワークです。

アイデアの評価と言えばプロコン(下図イメージ)を連想される方も多いかと思います。PMIは、プロコンの進化系のフレームワークとなります。

プロコンの様な2つの項で成り立つフレームワークは便利ですが、一方で「良いか悪いか」「イエスかノーか」といった二元論に陥ってしまい、本来深掘りしたいところが深掘りされる前に議論が収束してしまうことがあります。

インタレスト(何となく気になって心がときめくこと)を加えて考える

PMIでは、アイデアに対してプラスとマイナスに「インタレスト(興味が湧くこと・疑問に感じること・どこかトキメクこと)」を加えます。パッと見、定量的に評価はできないが、議論することでアイデアが深掘りできたり、発展させることができる可能性のある要素が浮き上がり、議論が活発になります。

テンプレート

今回ピックアップさせていただいたフレームワーク「PMI」について、パワーポイントで作成したテンプレートを掲載させていただきます。目的に応じて編集し、ご活用ください。

テンプレート:PMI

おわりに

以上、アイデア発想フレームワーク「PMI」についてでした。今回、PMIをプロコンの進化系という表現で紹介しましたが、プロコンの様な2つの項の対立フレームが悪いという訳ではありません。

ここで重要なことは、PMIを含め、アイデアやテーマに対して、多様な視点で考察することが重要であるということです。

この切り口で考えるとどうか、こっちから考えるとどうか?と、多面的に物事を見つめる力を磨きたいものですね。そのための一助となるよう、本サイトでもツールやノウハウを配信していきたいと思っています。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください♪

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