ユーザーのニーズを調査する際に知っておきたいゲインとペイン

どうもこんにちは!探究.com編集部です。本日はユーザーのニーズを調査する際に抑えておきたいキーワード「Gains(ゲイン)」と「Pains(ペイン)」についての投稿です。

商品やサービスを開発したり、企画アイデアを創出する際などに知っているのと知らないのとでは差が出てきますので、ぜひチェックしてみてください。

ゲイン・ペインについて

ゲイン・ペインとは?

ゲインとペインはそれぞれ英語の「Gain」と「Pain」のことで、ゲインは「得る・増やす」、ペインは「痛み」の意味を持っています。企画、マーケティングの分野においてこのゲインとペインはユーザーが持っているニーズを分類するために使われます。

ユーザーがニーズを満たすために必要となる2つの要素

ゲインとペインはもう少し具体的に噛み砕くと、ユーザー(顧客)がニーズを満たすために必要となる要素を表します。ユーザーが何かしらのニーズを満たす(=目的を達成する)際、増やしたい要素のことを「ゲイン」、減らしたい(排除したい)要素のことを「ペイン」と位置づけます。

例えば
例として「沖縄旅行を楽しみたい」というニーズを考えた場合、「より美味しい人気の料理を食べたい」といった要素が「ゲイン」、「なるべく交通費はコストカットしたい」といった要素が「ペイン」となります。

サービスを考える際は、「ゲイン」をサポートするものなのか、「ペイン」を排除するサポートするのか、はたまたその両方なのか?を明確にしておくことがポイントです。

フレームワークで可視化する

サービスの役割を明確にするためにも、まずはユーザー自身が持っている(感じている)ゲインとペインを明確に把握しておくことが重要ですね。まずはユーザーとは誰なのか?というペルソナを設定したのち、下記のようなフレームを使って書き出してみるのがオススメです。

こちらのフレームについては、パワーポイントで作成したデータを添付させていただきますので、目的に応じてご活用ください。

テンプレート:ゲインとペイン

おわりに

以上、ユーザーのニーズを調査する際に知っておきたいゲインとペインについてでした。なお、このゲインとペインについては著書「バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る」の中で「バリュー・プロポジション・キャンバス」としてもフレームワーク化されています。よければ合わせてチェックしてみてください♪

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください♪

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