こんにちは!探究.com編集部です。今回は企画書や提案書の作成じに活用できる「スキーム図」についての投稿です。
組織の提供するサービスや問題解決において、現場でどのようなヒト・モノ・カネの動きがあるのか?を分かりやすく伝えることができます。サンプル素材も掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
スキーム図について
スキーム図とは?
スキームとは日本語にすると計画、仕組み、構造などの意味を持ちます。ここでは組織が価値提供を行い収益を得るための事業の仕組み・構造と捉えましょう。スキーム図は、そのスキームを図解化し、第三者が見ても理解できるようにしたものです。
例えば上図はクラウドソーシングサービスの簡易スキーム図です。スキーム図で用いる情報は主要なヒト・モノ・カネの関係性で、ヒトには人物や組織を含み、モノには物質的な要素に加えて、情報などの形のない要素も含みます。
全体としてどの様な人物が関係し、それぞれがどの様な役割を担っているのか?何がどの様に流れていくのか?どの様に循環するのか?について、なるべくシンプルにまとめて図解化します。
スキーム図の作成方法
情報を整理する
スキーム図を作成する対象となる事業の仕組みについて、情報を正確に把握します。
情報を配置する
情報が整理できたら、各要素の関係性を考慮しながら配置して行きます。この時、それぞれの要素をどのようなルールに基づいて表記するのかを設定しておくのがオススメです。
ここでは、ヒトやモノをボックス、カネを¥マーク、関係性を矢印、で表現しています。また、矢印の上や横に、どのようなやりとりが行われるのかを合わせて記入します。中心に自社の事業を配置し、左右や上下に関係要素を配置します。
今回は仕事を発注したい事業者と、仕事を探しているユーザーを仲介するというビジネスモデルです。自社の事業がどの様なビジネスモデルなのかを、俯瞰してシンプルに表現することがポイントですね。
素材データ
今回ピックアップさせていただいている「スキーム図」について、上記の紹介例のパワーポイントデータを掲載させていただきます。自社事業のスキーム図を作成する際など、編集してご活用ください。
サンプルデータ:スキーム図
おわりに
以上、スキーム図で主要なヒト・モノ・カネの流れを可視化する【企画書作成】についてでした。今回は企画書作成の場面で活用するためにスキーム図を紹介しましたが、自社のビジネスモデルを説明するWEBサイトや、パンフレットなどの販促ツールにも展開することが可能です。
ぜひ一度、第三者視点で分かりやすく自社事業のスキーム図を描けるかチェックしてみてはいかがでしょうか。本日も、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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