意思決定マトリクスを用いてアイデアを評価する

こんにちは!本日は複数のアイデアがある場合、評価・選定を行う際に便利なフレームワーク「意思決定マトリクス」についての投稿です。

アイデア発想や評価、方向性の決定を行いたい場合には、ぜひチェックしてみてください。

意思決定マトリクスについて

意思決定マトリクスとは?

意思決定マトリクスを用いてアイデアを評価する

意思決定マトリクスとは、複数のアイデアや考えなどの選択肢を評価・選択するためのフレームワークです。アイデアの選択肢×評価軸のマトリクス型が一般的なスタイルとなります。

意思決定マトリクスを用いてアイデアを評価・選定する

実際に意思決定マトリクスを作成します。まずは左側の列にアイデアを記入。上部の行に評価項目を記入していきます。

意思決定マトリクスを用いてアイデアを評価する

この評価項目については、それぞれの評価項目ごとに重みを付加するのが意思決定マトリクスの特徴です。なお、この評価項目の数と種類については、自分たちが優先したい項目を配置します。

評価項目の例
効果性、将来性、新規性、実現性、親和性、安全性(⇄リスク)、持続性、競争優位性、インパクトなど

意思決定マトリクスを用いてアイデアを評価する

マトリクスができたら、それぞれのアイデアに対して各項目で点数化していきます。一般的にはこの点数の合計が高いアイデアを採用します。

ただ、意思決定マトリクスは、あくまでも意思決定の素材を集める手法ですので、一般論に囚われずに、合計点よりも特定の項目で飛び抜けているアイデアを選ぶ場合もあります。

また、意思決定マトリクスを少数のメンバーで使用することもあれば、大人数の評価をアンケート形式で収集する場合もあります。このような、意思決定マトリクスの使用方法については、目的に応じて調整して使用します。

フレームのテンプレート

今回ピックアップさせていただいた意思決定マトリクスのフレームについて、パワーポイントで作成したテンプレートを掲載させていただきます。目的に応じて項目を編集し、ご活用ください。

テンプレート:意思決定マトリクス

おわりに

以上、意思決定マトリクスを用いてアイデアを評価するについてでした。意思決定を主観に頼るだけでなく、このような客観的、多面的な視点から評価できることは、プロセスの透明化にも繋がりますね。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください♪

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