こんにちは!本日は企画書作成で必要となる組織図についての投稿です。組織図の種類と、それぞれ簡単なテンプレートを合わせて掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
企画書に使える組織図の例
組織図とは?
組織図とは、企画を実施・運営していく上での部門や部署の編成、各役職の関係性や責任の所在、指示系統などを図解し、可視化したもののことです。
組織図の形態や情報量などは、規模や目的に応じてそれぞれですが、以下ではその一例をピックアップしています。
ヒエラルキー型
ロジックツリー上に整理されるスタイルで、組織図と聞いてもっとも連想されるのがこのヒエラルキー型組織の図です。
この組織形態では指示命令系統が上から下にトップダウンで表記され、責任区分が分かりやすいというメリットがあります。
一方で、この形式の組織は部門内でコミュニケーションが終始してしまう傾向にあり、部門横断型の企画運営が求められる近年では無理が生じるケースも増えているため注意が必要です。
マトリクス型
個々のメンバーが多数の企画に参画する状態を可視化するのに便利な組織図。
命令系統に関する情報の表記能力は弱いですが、複数の企画を俯瞰した際、誰がどの企画のどの役割を担っているのかという横断的な情報や平行性が分かりやす図法です。
ティール型
ティール型組織とは近年注目を浴びている、ボスのいない組織形態です。その企画においてどのような役割が存在していて、それぞれの役割にはどのような関係性があるのか?を可視化しやすい形態です。図法としては、下図のように円で役割の塊(サークルと呼ばれます)を表現します。
マトリクス型およびティール型においては、指示系統や評価系統の可視化が難しいという点が挙げられ、組織図に表現するということと、実際にその組織体系で動くということの間には一つハードルがあります。
この辺りについてはまた別途記事にしたいと思っていますが、詳しく知りたいという方は下記の書籍などを参考にしてみてください。
関連書籍:ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
関連書籍:HOLACRACY 役職をなくし生産性を上げるまったく新しい組織マネジメント
テンプレート
さて、今回ピックアップした組織図について、パワーポイントで作成したテンプレートを掲載させていただきます。組織体制の編成時や、企画書作成時など、目的に応じてご活用ください。
テンプレート:組織図
おわりに
以上、【企画書の書き方】組織図の種類とテンプレートについてでした。時代の変化の流れに伴い、組織のあり方も変わってきています。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。下記の記事なんかも合わせてチェックしてみてください♪
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