【アイデア発想】相手のアイデアに乗っかって広げるイエスアンドゲーム

こんにちは!探究.com編集部です。本日は会議のアイスブレイクやアイデア発想で使える手法の一つ「イエスアンドゲーム」についての投稿です。

会議で活発にアイデアを出し合いたいと思っているのに、いやでもそれは無理…なんて言葉によってアイデアの広がりがいつも遮断される、とお悩みの方はぜひチェックしてみてください。

イエスアンドゲームについて

イエスアンドゲームとは?

イエスアンドゲームとはアイデアや意見に対して、「Yes!(いいねそれ!)」「And(さらにxxするのはどう?)」と上乗せしてアイデアを膨らませていくゲームのことです。

アイデア発想や会議などの場面ではついつい「でも」「それは厳しい」など否定的な言葉が出てしまうことがあります。こうした「No」の意見が出てしまうと、どうしても議論がそこで収束してしまいますよね。しかも、権限を持っている人ほどそうした発言をしがち。

そんな時に、ゲーム感覚でも良いのでこうした「相手の意見をまず受け入れ、さらに良くする」という時間を確保できると、場の雰囲気やメンバーの姿勢がポジティブになるため有効です。

イエスアンドゲームの流れ

流れ
01.二人(または複数人)ペアを組む
02.お題(テーマ)を決める
03.一人がアイデアを出す
04.もう一人はそのアイデアに上乗せする形でアイデアを出す
05.03と04を繰り返す

イエスアンドゲームの流れは上記のようなシンプルなもので、03と04を繰り返す時間はアイスブレイクなら5分程度、アイデア発想なら出力量に合わせて伸ばしてみます。ただし、長時間続けるには難しいゲームですので、長い時間続ける場合は途中に問いを提示するなどの工夫が必要です。

出てきたアイデアをシェアする

二人ペアなどでバラバラになってイエスアンドゲームを行った場合、最後に各ペアでどのようなアイデアが展開されたのか、全体でシェアする時間を取るのがオススメ。気づきやアイデアの集合知となりますね。

イエスアンドゲーム用メモ用紙

最後にシェアするために、メモ用紙にメモしながらゲームを進めるというのもオススメです。付箋を使った白紙のA4用紙を使ったり、フォーマットは何でも構いません。

【アイデア発想】相手のアイデアに乗っかって広げるイエスアンドゲーム

上記はイエスアンドゲームの際に利用できるメモ用紙のフォーマット例です。こちらのデータについてはパワーポイントで作成したデータを下記からダウンロードいただけますので、よければご活用ください。

テンプレート:イエスアンドゲームメモ

おわりに

以上、相手のアイデアに乗っかって広げるイエスアンドゲームについてでした。今回はアイデア発想やアイスブレイクなどを目的として紹介しましたが、この「相手の意見を受け入れさらに良くしようとするスタンス」は、世の中で他者と助け合っていくにはいかなる時にも大切ですよね。そんなエッセンスをこのゲームを通じて感じられたら、と思います。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください♪

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