どうもこんにちは!本日は自社や自分の業務を分類する時に参考になる考え方のフレームに関する投稿です。
やりたいことがあるのに、気がつけば目の前の業務に時間を取られて時間がなくなってしまっている…という方はぜひチェックしてみてください。
なお、本記事は著書『結果が出る仕事の「仕組み化」』を参考に作成しています。
業務を分類する
感覚型・選択型・単純型
現在取り組んでいる業務を、「感覚型・選択型・単純型」を分類していきます。各業務を付箋一枚につき一つの業務で書き出していきます。各分類のイメージは下記の通り。
感覚型
経験や知識に基づいて、瞬間的に判断を行うことが必要な業務。熟練者だからこそできる、個人への依存度が高く、他社には簡単に真似できないオリジナルな部分。
選択型
取り組みたい課題解決に対して、複数の選択肢の中からアクションを行うことでミッションを完了できるタイプの業務。最適な選択肢を選択できるよう選択肢と選択基準を設計することで、ばらつきを抑えて出力を行うことが可能。
単純型
取り組みたい課題に対して、実施するべきアクションが一つに定まっている業務。本来は誰がやっても同じ出力を行うことができる業務なので、標準化してしまい、そこにかけるリソースを極力抑えていく必要のある業務です。
業務の性質を見える化して生産性を高める
これら3つの分類にそって業務を振り分けていくと、おおよそ感覚型:選択型・単純型=13%:87%の比率に落ち着きます。この「選択型・単純型」の業務を仕組み化し、企業の持っているリソースを本来の持ち味である「感覚型」の業務へと注いでいきます。
テンプレート
さて、今回ピックアップしたフレームについて、パワーポイントで作成したテンプレートを作成させていただいたので、こちらに添付させていただきます。用途に応じてご活用ください。
テンプレート:業務の3分類
おわりに
以上、業務を3つのタイプ「感覚型・選択型・単純型」に分類するについてでした。ついつい目の前の業務に忙殺されてしまうという方は、一度こうしたフレームを用いて整理してみてはいかがでしょうか。
スタディストの提供する電子マニュアルサービス
画像元:Teachme Biz
今回ピックアップさせていただいた書籍の著者である株式会社スタディストは、電子マニュアルサービス「Teachme Biz」を提供されています。
業務の分類や標準化、仕組み化、その先の業務改善、働き方改革について、検討する際に必須となってくる「マニュアル」サービスとして今、注目を集めています。ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
公式サイト:Teachme Biz
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください。
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参考文献
本記記事の作成にあたり、下記の記事を参考にさせていただいております。
参考文献:株式会社スタディスト 庄司 啓太郎(2017)『結果が出る仕事の「仕組み化」』日経BP社.[Amazon]