商品企画書の書き方とテンプレート

こんにちは!探究.com編集部です。今回は新商品企画書の書き方とテンプレート例についての投稿です。

社内で新商品企画を立案する際や、社外で新商品のアイデアをプレゼンする際などにご活用いただけください。下記でピックアップしているテプレートについてはそれぞれパワーポイントでダウンロードできますので、場面に応じて編集していただければと思います。

商品企画提案書の構成例

①表紙

まずは表紙。基本的な構成要素は「企画書の表紙について」で紹介しているモノと同じで、「宛名・企画タイトル・サブタイトル・企画者名・作成日」を記入します。

筆者の私は、新商品企画書の場合は、新商品の名前やプロジェクトの名前をタイトルで強調し、狙いや意図などをサブタイトルで表現するようなイメージを持って作成しています。

②目的・狙い・目標

新商品を開発するにあたっての目的や狙い、目標を記入します。背景には現状の問題課題がありますので、企画書を見せる場面やプレゼンするシーンを想定し、先に「現状の問題と課題」を共有した方が良い場合は③と順番を入れ替えるのもOK。

この企画を通じて新規顧客獲得を狙っているのか、顧客単価UPを狙っているのか、新しいマーケットを開拓しようと考えているのか、などなど。前提となる考えをここで共有できるようにします。

③現状の問題と課題

あるべき姿と現状を比較した際に出てくる問題課題を整理して記入します。問題課題を整理する際に行った調査分析、そして目的目標の元に立てた仮説の元となる調査分析データがあれば、ここで記入します。

例として、現状の顧客分析結果や市場調査などが該当します(最後に参考資料として添付でもOK)。数字で問題課題を可視化できる要素を用いることが可能な場合は積極的に活用します。

④商品概要シート

企画した商品の概要を整理して記入します。ターゲット(誰に)とコンセプト(何を)を明確にすると共に、商品のビジュアルイメージ(ラフ段階なら手書きスケッチでも可)や訴求ポイント、差別化要素などを記入します。

⑤予算計画

新商品企画を実施する上で必要となる予算や回収の目安などを記入します。上記のテンプレートは収支計画タイプですが、初期経費が大きい場合は、どのような予算が必要なのか?が一目で確認できる内訳リストがあると便利です。

⑥スケジュール

最後に、この企画を運営する際のスケジュール目安を作成します。リリース日などのポイントとなる日付を決め、そこから逆算してスケジュールを組んでいきます。具体的な業務と連動したガントチャートに落とし込むのもオススメです。

商品企画書テンプレートサンプル

①〜⑥の要素を記入できる、商品企画書のテンプレートはこちらからダウンロードしていただくことができます。上記の構成は一つの例となりますので、場面や自分のスタイルに合わせて、編集しながらご活用ください。

テンプレート:商品企画書テンプレート

おわりに

以上、「提案営業に使用可能!商品企画書の書き方とテンプレート配信」についてでした。新しい商品を作る際、どうしても作り手目線のプロダクトアウトなものを作ってしまいがちです。

事前の現場調査を行ったり、試作品を使ってみてもらってフィードバックをもらう工夫を行うなど、ユーザーの目線や感情を見失わないように企画立案していきましょう。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。なお、基本的な企画書の書き方に関連して、下記の記事もよければチェックしてみてください。

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