メンバー間の関係性構築に活用できるフレームワーク【テンプレート掲載】

こんにちは!探究.com編集部です。戦略や戦術を入念に設計しても、それを実践する人が気持ちよくやる気を持って臨まなければ結果が出ません。

という訳で今回は、強いチームをつくるための一歩として、チームメンバーそれぞれについて理解を促し、人間関係や組織としての結束力を高めるためのフレームワークについて紹介します。

関係性構築に使えるフレームワーク

ジョハリの窓

メンバー間の関係性構築に活用できるフレームワーク【テンプレート掲載】


ジョハリの窓とは、自分という存在について、自分で知っているor知らない、他者が知っているor知らない、という軸で構成したマトリクスを用いて可視化し、掘り下げていく手法です。他者への自己開示と、他者からのフィードバックを活用し、メンバー同士の相互理解を促すことができます。

テンプレート:ジョハリの窓

使い方記事:メンバー間の相互理解を深めるフレームワーク「ジョハリの窓」

認知/行動ループ

メンバー間の関係性構築に活用できるフレームワーク【テンプレート掲載】


認知/行動ループはメンバー同士の関係性を改善するフレームワークです。「自分の認知」「自分の行動」「相手の認知」「相手の行動」という4つの要素は因果関係を持っており、相互に影響を及ぼしながらループするという考え方のもと、メンバー間の相互理解を深め、より良い関係性を築いていくために活用します。

テンプレート:認知/行動ループ

使い方記事:メンバー間の関係性を改善する際に活用できる認知/行動ループ

フィードバックシート

メンバー間の関係性構築に活用できるフレームワーク【テンプレート掲載】


フィードバックとは、「対象者(部下やスタッフなど)の目標達成を支援する目的で、良い面悪い面の双方を踏まえ、現在の状況を伝えて明らかにしていくこと」を意味します。組織として良い成果を残すためには、立場や役職に関わらず意見を出したり、時には言いづらいことも言える関係性が必要です。

フィードバックのスキルや習慣を身につけることは、強いチームを育んでいく上で、必須の要素と言えるでしょう。上図のフィードバックシートは、業務の振り返りを兼ねて、個別面談などを実施する際に活用できるシートです。フィードバックを取り入れる一つの入り口としてご活用ください。

テンプレート:フィードバックシート

使い方記事:メンバーの成長を促す!フィードバックシート活用方法

ステークホルダー分析

メンバー間の関係性構築に活用できるフレームワーク【テンプレート掲載】


ステークホルダー分析とは、企画に関わるステークホルダー(利害関係者)について、企画への影響度や関心度などの要素から属性を分析する手法です。関係性を築くというよりは、関係性を把握して、どのように巻き込んでいくか、体制をつくるか、を検討するフレームワークですね。組織の人事的な課題に取り組む方、リーダーとなる方は知っておいて損のない手法。

テンプレート:ステークホルダー分析

使い方記事:企画に他者を巻き込んでいく際に活用できるステークホルダー分析

おわりに

以上、メンバー間の関係性構築に活用できるフレームワーク【テンプレート掲載】についてでした。強い組織をつくるためには、個人個人について相互理解を深め、相手のことを知る、歩み寄るという姿勢が必要不可欠だと考えています。本記事で紹介しているフレームワークが、その一助になれば幸いです。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。こちらの記事も合わせてチェックしてみてください。

関連記事:組織の存在意義は何か?ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を考える

関連記事:メンバーに合わせた育成方針を考えるWill/Skillマトリクス

関連記事:リーダーシップの分類「PM理論」

TOP