こんにちは!探究.com編集部です。今回はアイデアの良し悪しを評価するためのフレームワークの一つ「SUCCESs」についての投稿です。
いろいろとアイデアは出てきた、次はそのアイデアを評価したい。という方はぜひチェックしてみてください。
SUCCESsについて
SUCCESsとは?
他者への理解と共感を生み出す良いアイデアには、一定の共通項があり、その共通項をまとめたものがSUCCESsです。
具体的には単純(Simple)、意外性(Unexpected)、具体的(Concrete)、信頼性(Credible)、感情(Emotional)、物語(Story)という6つの要素で構成される、アイデアについての評価や改善を行うためのフレームワークです。
MEMO
<SUCCESsの構成要素>単純(Simple)意外性(Unexpected)具体的(Concrete)信頼性(Credible)感情(Emotional)物語(Story)
企画アイデアの良し悪しを評価したり比較したりする際、評価基準を持つことが重要です。でなければ、評価する人の主観や好みに左右されてしまうからです。しかし、そうした基準や項目を誰もが初めから持っているわけではないので、このSUCCESsが活躍するという訳ですね。
SUCCESsチェックシートを活用する
SUCCESsを用いて、自身の考えているアイデアの評価や、改善を行っていくためのチェックシートを作成しております。活用の流れと合わせてチェックしてみてください。
アイデアの概要を整理する
まず、評価の対象となるアイデアの概要を整理します。アイデアがしっかり整理できていない場合は、アイデアシートやストーリーボードなども活用してみてください。
評価を行う
SUCCESsの各項目に沿って、アイデアを評価します。○や△といった記号や1~5といった数字を用いて可視化します。
改善ポイントを整理する
評価の内容を見て、アイデアをさらに良くするために考えること、やるべきこと、調査すべきことを整理していきます。サンプルでは、△と×がついた要素に対して、重点的に対話を行い、今後やるべきことを書き出しています。
フレームのテンプレート
今回ピックアップさせていただいた「SUCCESs」について、チェックシートのフレームをパワーポイントで作成し、添付させていただきました。
左側の各項目に従って、企画アイデアを評価した内容を右側の空欄に記入していくイメージですね。企画アイデアの評価の際、よければご活用ください。
テンプレート:SUCCESsチェックシート
おわりに
以上、SUCCESsに従って企画アイデアを評価してみる!チェックシート付についてでした。SUCCESsはあくまでも評価要素を提示するフレームワークの一つでしかありませんが、独自の評価基準を持っていない場合は、こうした既存のフレームワークを使ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください♪
関連記事:意思決定に活用できるフレームワーク「プロコン表」のテンプレート
関連記事:アイデア発想や評価では思考のバイアス(偏り)に気をつける