こんにちは!探究.com編集部です。組織の存在意義を考え、共有するにあたって重要な「ミッション・ビジョン・バリュー」。今回は、組織として考えるだけでなく、そこで働く一人一人の個人にフォーカスして、「ミッション・ビジョン・バリュー」について考えてみたいと思います。
組織の活性化、マネジメントについて考えている人、自分自身の仕事への取り組み方、あるいはキャリアについて考えている方などはぜひチェックしてみてください。
ミッション・ビジョン・バリューを考える
ミッション・ビジョン・バリューとは?
ミッション・ビジョン・バリューとは、組織が存在する意義や役割を定義し、メンバーで共有するためのフレームワークです。結晶化されたミッション・ビジョン・バリューは多くの場合、経営理念や経営ビジョン、社訓のような形で現場に持ち込まれます。
組織としてどこに向かっているのか、それは何故なのか?を明確化して共有することで、それぞれのメンバーのベクトルを揃え、エネルギーを集中させるために重要なものとなります。そして、組織としてのミッション・ビジョン・バリューを設定するだけでなく、組織の中で仕事を行う個人個人のミッション・ビジョン・バリューも設定することが大切である、というのが今回の取り上げたい点です。
ミッション・ビジョン・バリューは作って終わりではない
なぜ個人のミッション・ビジョン・バリューを考える必要があるのか?
まず組織としてのミッション・ビジョン・バリューですが、作って終わりではなく、作ったものをメンバーが理解し、自分たちの想いを乗せて初めて意味があります。つまり、メンバーそれぞれが組織のミッション・ビジョン・バリューに共感し、自分ごとになった上で活動することが重要ということです。
なぜ個人のミッション・ビジョン・バリューを考える必要があるのか?
さて、メンバーそれぞれが組織のミッション・ビジョン・バリューに共感する必要があると述べましたが、共感するためには、組織側が意志を持っているだけでなく、個人の側も意志を持っていなければ、共感、つまりは「共に感じる」ことはできません。
共感というのは両者が何らかの想いや意志を持っており、それらの重なるポイントがあってこそ生まれます。どちらか一方しか想いを持っていなければ、理解はあったとしてもそこに「共感」は生まれないでしょう。
何のために仕事をするのか、仕事を通してどうなりたいのかを考え言語化する
個人の側のミッション・ビジョン・バリューを言語化するために、それぞれのメンバーが何を思って仕事をしているのか、仕事を通してどうなりたいと思っているか、何を目指しているか、何を大切にしているか。向き合い言語化する場や時間を設け、可視化・共有します。
余談:編集部宮田のミッション・ビジョン・バリュー
余談ですが、当記事の筆者である私、宮田も自分個人のミッション・ビジョン・バリューを設定しています。なお、私の場合は、下記の内容についてもう少し掘り下げた内容をパワーポイントにメモしており、随時更新するというスタイルで自分のミッション・ビジョン・バリューを管理しています。思考の参考になれば幸いです。
<ミッション>
人々の好奇心を豊かにすることで、日常が持つ楽しさを増やすこと
<ビジョン>
好奇心を豊かにするコンテンツスタジオ
<バリュー>
・よく観る
・たくさん問う
・考え抜く
・想う
・人の幸せに貢献する
・感謝する
・挑戦する
おわりに
以上、個人のミッション・ビジョン・バリュー(MVV)について考え共有する【組織】についてでした。ぜひ一度、自分自身の、そして共に働く仲間のミッション・ビジョン・バリューを言語化する時間を取ってみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらの記事も合わせてチェックしてみてください。
組織の存在意義は何か?ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を考える