こんにちは!探究.com編集部です。今回は企画立案力や企画書の作成力をトレーニングするという意味で考えてみたい、企画の「分解」についての投稿です。良い企画が思い浮かばないという方、企画提案するもなかなか思うような結果が得られないという悩みを抱えている方などはぜひチェックしてみてください。
企画立案力を高めるためにまずは既存の企画を理解する
企画の理解・分解・再構築
なかなか思うように企画が考えられないという時、どのような変数で企画を考えれば良いか分かっていない、あるいは変数は分かるものの、具体的にどのようなものが存在するのか分からないという場合があります。守破離という言葉がありますが、企画の立案や企画書の作成についても同じように守破離は大切であると言えます。
守破離を考える上で、具体的に意識したいステップが企画の「理解・分解・再構築」です。以下、簡単にその概要について触れていきますので、よければ自身の思考の取り入れてみてください。
企画の構成要素を理解する
まずは既存の企画の「理解」。いきなり新しい企画をゼロから考えようとするのではなく、まずは「企画とは何か」「企画を構成する要素は何か」を押さえます。
既存の企画を分解してみる
企画を構成する要素を頭に入れたら、まずはすでに存在する企画、自身がユーザーとして関わった企画などを作り手(企画者)の目線で理解します。社内の先輩が企画したものを、自分で企画書に置き換えてみる、自分が参加したイベントを企画書に置き換えてみるという作業です。誰向けに、何を目的として企画されたものなのかを、現実から書面へ、という流れで分解します。
既存企画の改善アイデアをまずは考えてみる
既存の企画を分解してみたら、次にその企画を「もっと良くするにはどうすれば良いか?」と問い、改善アイデアを考えます。既存の企画の良さはベースとして活かしつつ、より良い企画にするための部分的(あるいは全体的)な工夫点を考えることで、さらに噛み砕いで企画を理解していきます。
独自の新しい企画案を考えてみる
既存の企画を分解していく過程で得られた改善点やアイデアをもとに、新しく自分で企画を考えてみます。企画という概念をまずは理解する、そして既存の企画をその知識をもとに分解してみる。そして、分解した要素を自分なりにアレンジしてみる(再構築)というステップに沿って、企画案を考えます。
おわりに
以上、企画書作成・立案力を高めるために既存の企画書を分解する【トレーニング】についてでした。正しく分解できないものを、ゼロから組み立てるのは難しいもの。ぜひ理解、分解、再構築のプロセスを意識して、企画力をトレーニングしてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。下記の記事も合わせてチェックしてみてください。