こんにちは!探究.com編集部です。
やりたいことリストを作ろう!
やりたいことリストとは?
「やりたいことリスト」とは、自分のやりたいと思っていること、やってみたいと思っていることをリスト状にまとめたモノのことです。「Wish List(ウィッシュリスト)」と呼ばれていたりもしますね。
その大小は様々ですが、夢や目標のリスト、つまりは自分の未来に想いを馳せるリストであります。アクションを促してくれる存在です。
何のためにやりたいことリストを作るのか?
やりたいことリストを作成する最も抽象的な目的は、「より充実した日々を過ごすこと」だと思っています。そのために、「やりたいこと」に取り組むことを通して、より主体的なあり方を促してくれるのが「やりたいことリスト」であり、それを作る過程であるというのが私の考えになります。
そして、具体的に、やりたいことリストが担ってくれる機能が以下の3つ。
やりたいことを明確化する
まず、やりたいことが明確になるということ。ただ何気なく過ごしていると、「自分が何をやりたいか」「やってみたいと思っているか」「興味を持っているか」について、時間を取って考えることない人も、やりたいことについて考え明確にすることができます。言葉として書き出すことで、より鮮明にやりたいことが見えてきます。
やりたいことを忘れずに振り返り続ける
次に、やりたいことリストとして整理して形に残すことで、いつでも立ち返ってチェックすることができるようになること。やりたいことを見つけても、頭の中に置いておくだけでは気づけば忘れてしまうため、こうした「保管」できるようになることもやりたいことリストを作成するメリットと言えますね。紙に書いて手帳に挟んだり、スプレッドシートに入力していつでも閲覧できるようにしておくと良いでしょう。
自分のやりたいことや興味関心を人と共有できる
さらに、リストとして持っておくことで、他者と共有することができるようになること。ブログの中に書き込んだり、スプレッドシートでリンクを生成してTwitterやLINEで共有できるようになります。あ、それ私もやりたい!一緒にやろう!と仲間ができるのでオススメです。
ちなみに、仲間探しに加えて「協力者」も現れるというのが、共有することのメリットであり面白さです。「それ、うちの●●使ってくれていいよ」「詳しい人紹介するよ」などの声をもらうことが僕自身ありました。
やりたいことリストの作り方は?
リストの作り方ですが、あまりこだわらずに「やりたいことは?」と自分に問いかけてみて、思い浮かぶことをひたすら書き出してみるのがオススメです。はじめは、あまり難しく考えずに、ひとまず書き出してみます。
なお、下記の書き出し用シートをダウンロードできるようにしておきましたので、必要に応じてご活用いただければと思います。
テンプレート:やりたいことリスト書き出しシート(PPT※A3推奨)
できるかできないかで切り捨てない
思い浮かぶことをひたすら書き出してみると書きましたが、その中でこれはぜひ意識してみてほしい(筆者の私自身も大切にしたい)と思っていることが、「できるorできない」というフィルターで「やりたいと思ったけどできなさそう」なことを切り捨てないということです。
キャリア設計や目標設定の場面で活用されるフレームワークに「Will・Can・Must」がありますが、やりたいことリストを作成する際にも役立ちます。「できるorできない」というフィルターが無意識に働いて、「できること(Can)」の中にしか目が行かないというのはよくあります。
できることを起点に考えるのは良いかもしれませんが、「できることに縛られる」のは勿体ない状態です。やりたいことを起点に、できることややるべきことを視野に入れ、柔軟に発想していきましょう。今それができるかできないかは気にせず、むしろ、「今はまだできないけど、やりたいこと」の部分をたくさん書き出していくことが重要です。
まずは一定量、質より量にこだわって書き出す
さらに、やりたいことリストを作成していく際には、ある一定量までは質より量にこだわって書き出すことをオススメします。例えば、やりたいことリストを100個以上書き出す!などの目標を設定し、そこまではひたすら書き出してみるなどです。
なぜ量にこだわるかというと、まず量にこだわって発想を広げなければ、「いつもの思考の範囲から抜けられないから」です。もうこれ以上は出てこない…という苦しい状況の中で考えることによって、自分が本当にやりたいことはなんだろうか?と本質の部分に迫ることができるからです。ストレッチできる自分にあった量的な目標を設定し、やりたいことリストを作成してみてください。
やりたいことリストの書き出しに詰まった時のヒント(視点)
ではではテンプレートをダウンロードするなり、手元の手帳なり、スプレッドシートを開くなりして、やりたいことをリストを書き出していきましょう。目指せやりたいこと100個!(もちろん強制ではないので自分で書き出す量の目標を決めてみてください。)
スラスラ書ける場合は問題ありませんが、書き出す手が止まることもあります。以下、やりたいことが思い浮かばない…という時の、発想の視点の例を列挙していますので、行き詰まったら参考にチェックしてみてください。
考える切り口の例
あなたはなぜやりたいことリストを作る?
今もっともやってみたいことは?
今もっとも欲しい物は?
挑戦してみたいことは?
2019年(次の1年)の目標は?
どんなことに時間を使いたい?
どんなことにお金を使いたい?
どんな人と一緒に過ごしたい?
もし明日死ぬとしたら何をしたい?
行ってみたい場所は?
行ってみたい都道府県は?
行ってみたい国は?
見てみたい景色は?
どんな恋人やパートナーが欲しい?
恋人やパートナーと行きたい場所は?
鍛えたいと思う能力は?
収入面の目標は?
獲得したいスキルは?
(仕事面)獲得したいスキルは?
(プライベート面)やってみたいスポーツは?
観戦してみたいスポーツは?
取ってみたい資格は?
勉強してみたい学問は?
始めてみたい趣味は?
学んでみたい言語は?
観てみたい映画は?
観てみたいドラマは?
読んでみたい本は?
読んでみたい漫画は?
行ってみたいライブは?
行ってみたいお店は?
触れてみたい芸術作品は?
体験してみたいことは?
参加してみたい活動は?
始めてみたい活動は?
食べたみたい料理は?
作ってみたい料理は?
どんな家に住んでみたい?
聴きたい曲は?
行ってみたいライブは?
歌いたい曲は?
会ってみたい人は?
久しぶりに顔を見たい人はいるか?
目指したい人(憧れている人)は?
どんな人物になってみたい?
どんな体型を目指している?
作ってみたいものは?
販売してみたいものは?
集めてみたいものは?
人とシェアしてみたいものは?
見つけたいものは?
もし1億円あったら何をしたい?
あなたが破りたいと思っている殻は?
自己投資のために買いたいものは?
家族と一緒にしたいことは?
親孝行でどんなことをしたい?
休日を充実させるために何をする?
通勤時間を有意義な時間にするには?
プレゼントを贈ってみたい人は?
プレゼントしてみたいモノは?
手紙書いてみたい人は?
寄付してみたい団体は?
あなたにとって大切な人は誰?
人を笑顔にするために何をしたい?
もちろん上記の切り口はあくまでも一つの例です。やりたいことを書き出す中で出会う、様々な想いや思考をヒントに、自分の「やりたいこと」の解像度を高めていきます。
やりたいことリストのテンプレート
再度、今回のテーマである「やりたいことリスト」の書き出しシートのテンプレートを掲載しておきます。ここまで読んでみて、実際に自分もやりたいことリストを作成してみようかなと感じた方は、ご活用ください。
現在PPTデータのみですが、Excel版や、達成度を考慮するバージョンのデータなども追加していきたいと思っております。
テンプレート:やりたいことリスト書き出しシート(PPT※A3推奨)
おわりに
以上、「やりたいことリスト」を作ろう!【テンプレートあり】についてでした。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてチェックしてみてください。
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