意思決定をサポートしてくれるオススメのフレームワーク

こんにちは!探究.com編集部です。本日は「意思決定」をサポートしてくれるフレームワークについてピックアップしています。

採択するのか否か、進むのか止めるのか、どの選択肢にするのか、などなどビジネスシーンにおいて、私たちは日々あらゆる「意思決定」の場面に出会います。

自分自身で意思決定を行うことができるということは幸せなことであり、事業を育む醍醐味の一つですが、一方で意思決定は難易度が高い業務であり、ストレスのかかる作業でもあります。

そこで今回は、意思決定をより高度に、そしてスムーズに行うためのサポートとなるフレームワークを集めました。意思決定の機会が多い方は、ぜひチェックしてみてください。

意思決定をサポートしてくれるフレームワーク

プロコン表

意思決定をサポートしてくれるオススメのフレームワーク

プロコン表とは、ある選択肢に対して「プロス(Pros):賛成意見」と「コンス(Cons):反対意見」の情報を整理・比較し、意思決定の参考素材を収集するためのフレームワークです。

特定の選択肢、または複数の選択肢に対する良いところと悪いところを洗い出した上で、意思決定を行うための手法です。

詳細記事:意思決定に活用できるフレームワーク「プロコン表」

重要度/緊急度マトリクス

意思決定をサポートしてくれるオススメのフレームワーク

緊急度/重要度マトリクスとは、自社の業績にどの程度影響を与えるか?という「重要度」と、納期や対処へのスピードがどれくらい求められているか?という「緊急度」という2つの軸で選択肢を評価し、意思決定を行うためのフレームワークです。

経営レベルの判断の場面はもちろん、個人のタスク管理の場面など幅広い領域で活用される定番のフレームワークですね。物事の優先順位を検討する際には優先的に活用したい手法です。

詳細記事:重要度×緊急度マトリクスで課題を分類する

意思決定マトリクス

意思決定をサポートしてくれるオススメのフレームワーク

意思決定マトリクスは、重要度や緊急度などを含め、複数の評価指標をもとに、選択肢を多面的に評価していくフレームワークです。

意思決定マトリクスでは、評価項目と合わせて「各評価項目の重み」を設定するところが特徴で、定性的な側面だけでなく、定量的な側面にも目を向けます。複数の選択肢から意思決定を行う際には助かる心強いフレームワークです。

詳細記事:取り組む課題の優先順位を検討する意思決定マトリクス

GTD

意思決定をサポートしてくれるオススメのフレームワーク

GTDとは、デビッド・アレン氏が提唱したタスク管理手法で、「Getting Things Done」の頭文字を取ってGTDと呼ばれます。

the意思決定のためのフレームワーク!という訳ではないのですが、情報を取捨選択していく際の思考フローをチャート化しており、この考え方は意思決定を行うプロセスでも参考になると思い、ピックアップさせていただいております。

詳細記事:タスク・業務整理に役立つフレームワークGTD

おわりに

以上、意思決定をサポートしてくれるオススメのフレームワーク【テンプレートあり】についてでした。

今回はフレームワークをピックアップしましたが、実際にはこれらのフレームワークの中で出てくる「評価指標」や「評価基準」を明確化し、常に頭に置いておくことが重要ですよね。

正確な判断を行うためには、「判断基準」が明確であり、かつ「判断材料」が揃っていることが必要不可欠です。上記のフレームほか、分析系のフレームも合わせて活用してみてください。

関連記事:マーケティング調査・分析に使えるフレームワーク《11選》

関連記事:企画立案に欠かせないロジックツリーの考え方とテンプレート

TOP