こんにちは!探究.com編集部です。今回は、人・チーム・組織の問題や課題についてです。当記事では、人や組織に関する課題を考えた後、実際にどのように解決していくのかを考える際、参考になるアクションの原型をピックアップしてまとめていきたいと思っています。社内向けの施策を考えている方などはぜひチェックしてみてください。
人・チーム・組織の課題に対するアクションの原型例
人・チーム・組織の課題を探索する
人や組織の問題についても、対外的な企画と同様に、まずは問題を発見し、課題を設定、解決策の立案へと進んでいきます。よって、まずは組織にどのような問題があるかを書き出し、整理します。組織の問題について、とこに着目すれば良いか?に迷った際には、フレームワークを用いて分析してみるのも有効な手段です。
人や組織の問題に関連するフレームワークを下記の記事で紹介していますので、登場するキーワードを通して、自社の問題を振り返ってみてください。
組織や人に関する問題解決で使えるビジネスフレームワーク21【組織開発】
課題の解決策を考える
書き出した問題を整理して課題を設定し、実際に何から解決していくか優先度を考えます。そして、当記事のテーマはこの解決策の方法論として、代表的な社内施策の原型をピックアップすることです。下記にそれぞれ、解決策としてのアクションの形を掲載していきますので、解決策を考える参考にしてみてください。
課題の解決策としてのアクションの形
制度をつくる
目的を達成するための制度をつくる、または改善する。メンター制度、自己申告制度、社内公募制度、報酬制度、評価制度、ジュニアボード制度、キャリアパス制度、スキルアップ補助制度、改善提案制度 など
研修をつくる
研修を用いてスキルアップ、理解促進を図る。コーチング研修、コミュニケーション研修、マネジメント研修、理念研修 など
交流をつくる
コミュニケーションを促進する交流の場をつくる。レクリエーション、クラブ・サークル、運動会、スポーツ大会、他社と合同のフットサル大会、カフェ活、筋トレ部、マンガ部、社員旅行、朝活 など
話す/聴く機会をつくる
面談やミーティングなど、話す(聴く)機会をつくる。経営層との定期面談・ミーティング、1on1ミーティング、コーチング面談、社内アンケート など
環境をつくる
オフィスや移動手段など、ハード的な環境を考える。フリーアドレス、社員食堂、社内バー、卓球台設置、オフィスの緑化、オフィスの機能改善、オフィスのデザイン改善 など
情報の流通をつくる
社内外の情報・アイデア・考えていることがシェアされる仕組みやツールを組み込む。社内報、社内ブログ、社内SNS、社内勉強会、コミュニケーションボードの設置、社内コンペ、サンクスカード など
そのほか
ここまでに触れてきた内容が参考になりそうであれば採用し、そうでなければもっと他の方法論を自由に探してみます。例えば、部門横断プロジェクトの立ち上げ機会提供
、スローガン作成、アセスメントツールの導入など。
おわりに
以上、コミュニケーションやモチベーション向上施策を考えるためのアクション原型【組織】についてでした。マネジメントやコミュニケーション、モチベーション、相互理解などに課題を抱えている方は、ぜひ一度社内施策のアイデアを広げてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてチェックしてみてください。