こんにちは!探究.com編集部です。今回は商品やサービスのアイデア創出において活用できる思考法「デザイン思考」についての投稿です。
デザイナーの思考プロセスを参考にして問題解決を図る「デザイン思考」、近年では経営層から現場まで、様々な場面、レイヤーで必要とされるようになってきています。ここでは、そんな「デザイン思考」を学びたい時におすすめの書籍をピックアップしていきたいと思います。
デザイン思考について学べるおすすめ本
デザイン思考とは?
デザイン思考とは、デザイナーがデザインを行う際に用いる思考プロセスを用いて、問題解決を図ろうとする思考法です。技術や市場といった概念ではなく「人間」を中心として価値創造しようとする考え方であり、ニーズの複雑化・個別化する近年、商品開発やサービス開発において重要になっています。
デザイン思考の参考本
デザイン思考が世界を変える
デザイン思考が世に広まるキッカケとなった一冊「デザイン思考が世界を変える」。デザイン思考の基本となる考え方や背景を学ぶことができ、デザイン思考について学びたいなら必読の一冊です。
21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
デザイン思考の概要に加え、具体的な手法の例を知ることができる一冊。デザイン思考とは何かを知りたいという方にとっての最初の一冊におすすめです。とても分かりやすくまとまっています。
実践 デザイン・シンキング
デザイン思考を実際の企業の中で活用した事例が掲載された一冊です。デザイン思考とは何たるかの解説に重きを置かれた本ではないため、上述の書籍と合わせて読むのがおすすめです。基本概念を頭に置いた上で手に取ると、実際の例に触れながらイメージを深めることができます。
エンジニアのためのデザイン思考入門
デザイン思考を用いた実践的演習の様子を振り返りながら綴った一冊。エンジニアのためのとタイトルにはありますが、エンジニアでなくても読めます。本書のおすすめポイントは、その書籍の中での定義が一つずつ書かれている点です。「デザイン思考とは何か」はもちろん、例えば「共感とは何か」といったついつい分かった感じになって通り過ぎていく言葉について丁寧に触れているため、理解促進に繋がります。
まんがでわかるデザイン思考
入門としておすすめのマンガでわかるシリーズの「デザイン思考」版です。ユーザーを観察することで潜在ニーズを探究するという点について、ストーリーを交えながら分かりやすく解説されており、人間中心とはどういうことかを感じるのにおすすめの一冊です。
システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」
システム思考・デザイン思考の2つの思考法から、イノベーションを起こす発想について解説した一冊です。具体的な手法ベースの解説となっており、基本概念本と合わせて読むことで実践力を高めることができます。
おわりに
以上、デザイン思考が学べるおすすめ本【思考法】についてでした。今回はおすすめ本の紹介記事でしたが、デザイン思考そのものの概要や活用法についても記事を更新していきたいと思います。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてチェックしてみてください。
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