こんにちは!探究.com編集部です。今回は、やりたいことリストについての追加記事となります。テーマは「やりたいことのWhyとHowを考える」です。やりたいことリストについての概要については下記の記事で紹介しておりますので、当記事の前に、まずこちらから先にチェックしてみてください。
やりたいことリストをの解像度を高めよう
以下では、やりたいこととして書き出したものについて、さらに思考を深める作業を行います。ですので、まずは深く考えずに思い当たる「やりたいこと」を素材として書き出しておきましょう。
書き出したやりたいことのWhy(目的)を考える
思い浮かんだやりたいことについて「Why」、つまり「なぜそれをやりたいのか?」という問いを持って「目的」を考えてみます。
例えば、「プログラミングを勉強する」と思い浮かんだとします。では、なぜ「プログラミングを勉強したいのか?」と考えてみるということです。
「Webサイトを作りたいから」「データ解析がしたいから」あるいは「息子にプログラミング学習の基礎を教えられるようにしたいから」などなど、同じ「プログラミングを勉強したい」でも、目的によってニュアンスが変わってきます。上位目的を考えることによって、「やりたいこと」の解像度が上がって行きます。
なお、「Webサイトを作りたいから」の上にもさらに「自分のWebサイトを作って情報発信したいから」という上位目的、またさらにその上に「自分の作っているハンドメイド作品を多くの人に知ってもらいたいから」などと、目的の抽象度を高めていくことができます。
書き出したやりたいことのHow(実現方法)を考える
次に、思い浮かんだやりたいことに対して「How」、つまり「どうやってそれを実現するか?」という問いを持って「実現方法」を考えてみます。
例えば「プログラミングを勉強する」というやりたいことを実現するには、どんな方法、アクションが考えられるでしょうか。「プログラミングの学習本を購入して勉強する」「プログラミング教室に通う」「プログラミングができる人に学習方法を教えてもらう」などなど、実現するための方法は様々に考えられるでしょう。
WhyとHowを往復しよう
当記事では「Why」を先に、「How」を後に紹介しましたが、実際にはこの「Why」と「How」を往復することで、やりたいことリストの解像度を高めていくという意識が重要です。それらの問いを持って思考を深める過程で、もっと他にもこんなことがしたい、といったことも新たに出てくるでしょう。そうした要素を随時追記し、リストの質を高めていきます。
例えば上記の例で言えば、考えている間に「Web学習記録を発信するブログを書く」「プログラミングに関心がある友人を増やす」などと、派生してやりたいことが出てくるかもしれません。
おわりに
以上、やりたいと思ったことの「Why・How」を考えてみる【やりたいことリスト】についてでした。せっかく思い浮かんだことをそこまでで止めてしまうのはもったいないと思いませんか。ぜひ、Why?How?と考えて、思考の幅を広げてみてください。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。