より生産性の高い方法へと策を磨き続ける改善思考【思考法】

こんにちは!探究.com編集部です。今回は企画運営を行っていく上で欠かせない「改善」の考え方についての投稿です。代表的なフレームワーク「PDCA」を参考とした改善思考について触れています。より高い成果を出すべく業務を改善しようと考えている方はぜひチェックしてみてください。

改善思考で策を磨き続ける

改善思考とは?

改善思考とは、定めた指標に沿ってより生産性の高い方法を模索していく思考法です。単位時間あたりに生み出せる価値や成果の量を高めていくことが目的です。効果的な解決策を考えるというだけでなく、解決策を「効果的に磨き続ける」という継続的な思考のあり方がポイントとなります。

改善を回していくためのPDCAサイクル

何らかのアクションを行った際、やりっぱなしにせず評価と改善を行うサイクルを繰り返すことで、より良くを目指して内容を改善し続けます。改善のサイクルを代表フレームワークとして、計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Action)の思考プロセスからなる「PDCAサイクル」があります。以下、それぞれのステップを見てみましょう。

改善思考の活用手順

計画を立てる(Plan)

計画を書き出します。何の業務をどんなスケジュール感で実施するのかを整理しましょう。スケジュールと合わせて目標も書き出します。この時、数値で計測できる目標を書き出すと、有効な振り返りが可能となります。

実行する(Do)

計画を実行し、結果を振り返ります。具体的に実行した内容や、生じた出来事、計画とのズレを整理します。

評価する(Check)

結果に対する評価を行います。良かった点、問題のある点、それらの要因を分析してまとめます。

改善する(Action)

次に向けての改善策を考えます。問題のある点の中で止めるべきことは止める、改善方法を考えることは考えます。

より生産性の高い方法へと策を磨き続ける改善思考【思考法】

よかった点の中で、より良くする方法を考えることについてはこちらも改善方法を考え、そのまま同じように実行するべきことはそのまま移行します。考えた内容を「次の計画」に反映し、以降、計画から改善までのサイクルを繰り返します。

おわりに

以上、より生産性の高い方法へと策を磨き続ける改善思考【思考法】についてでした。よりよくを目指す改善思考、そのほかの思考法とも組み合わせて活用したい、ベースとなる思考法です。PDCAサイクルの活用をはじめ、アイデアや活動の内容をアップデートしていく方法をぜひ積極的に磨いていきたいですね。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください。

ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど「思考法」について学べるオススメ本30選

業務の振り返りから改善策の策定までに活用できるPDCAチェックシート

TOP