こんにちは!探究.com編集部です。本日は企画書の体裁(=見た目)を整える際に、気をつけておくと良いポイントをいくつかピックアップしていきたいと思います。
なお、本記事ではパワーポイントによる企画書の作成をイメージしています。企画概要がある程度かたまって、企画書の作成段階に入っているという方はチェックしてみてください。
企画書の体裁を整える際の検討要素
フォント
初期設定のままのフォントよりも「メイリオ」などのフォントの方が見やすく、企画書作成の際に重宝される。現在、企画書のパワーポイント生データを個人間でやりとりすることも多く、MacOSとWindowsの互換性を考慮する必要があり、その点でもメイリオは共通のフォントなので便利でオススメ。
また、文字サイズも適切なサイズに調整しましょう。なお、スライド毎のフォントも可能な限り統一すると、全体的に違和感なくまとまって見えるのでオススメです。
文字の色
筆者的に一番簡単にできる要素で、読みやすさを大きく左右すると思っているのが文字の色です。初期設定では完全な黒色なのですが、黒色の文字がびっしり並んでいると圧迫感があります。
やや灰色の文字(例としてカラーコード:#333333程度)を使うと、視覚的に読みやすい企画書を作成することができます。
行間
行間についても初期設定のままだと少し圧迫感があるので、パワーポイントでの企画書作成であれば最低1.2〜1.3に編集します。行間にゆとりが出ると、ストレスフリーに読み進めることができるようになります。
イメージ写真
文字よりも図解、図解よりも写真や動画の方が用法が伝わります。企画案を補完するためのイメージ写真は適当に取るのではなく、きちんと勝負にこだわって撮影、選択しましょう。画像のサイズや配置などの基本的なレイアウトも押さえておくと見た目の良い企画書になります。
企画書をはじめとした資料作成の体裁については、こちらの書籍が編集部の推薦本です。よければ合わせてチェックしてみてくださいね。
伝わるデザインの基本
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
補足:A3一枚をクリアファイルで提出
そして完成した企画書はホッチキスでとめるのか?クリップでとめるのか?など、実際の活用現場をイメージして、最適な方法を選択します。さらに体裁を整えたいときは、製本テープを使ったりもします。
製本テープイメージ
弊社でよく使うのがA3サイズのパンチレスクリアファイルです。A4サイズですと少しインパクトにかける場合がありますので、プレゼン資料もA3で作成して提案します。
パンチレスファイルイメージ
(業務用セット) パンチレスファイル(タテ) A3・背幅2.5cm 【×10セット】
また、「この企画はどおしても通したい!」と、気合の入ったプレゼンの場合は、A3ノビサイズのプレゼンボードに貼り付けて、紙芝居のようなプレゼンを行うこともあります。少し小技かもしれませんが、その場の演出次第で、採点も20%増しになったりしますので時間の許す限りチャレンジしてみたい項目です。
おわりに
以上、企画書の体裁を整える際の基本的なポイントについてでした。なお、企画書の書き方について勉強する際に最初に読んでおきたい本については下記の記事でまとめていますので、よければ合わせてチェックしてみてください。
関連記事:企画書の書き方について学びたい時にオススメ!企画書作成の参考本26選
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。