こんにちは!探究.com編集部です。今回は、商品のオンライン販売時に利用したい無料ネットショップ開設サービスの中から、有名どころの「STORES.jp」と「BASE」についてピックアップさせていただきます。
オンラインで商品やコンテンツを販売したい!という方で、かつ低コストで素早く始めたいという、事業運営者の方や、クリエイターの方なんかはチェックしてみてください。
無料から利用できるネットショップ開設サービス
STORES.jp
誰でも簡単にオンラインストアをつくることができるWEBサービスSTORES.jp。2分で作れる、というメッセージは伊達じゃなく、簡単操作がオススメのポイント。
ハンドメイド雑貨からファッション、アート系などと相性の良い、お洒落なデザインテンプレートが多数あるのが嬉しいところです。
無料プランと有料プランの2つが存在しており、フリープランでは掲載アイテム数が5点までという制約があります。フリープランでテストした後、月額980円のプレミアムプランを利用するのがオススメ。
▽STORES.jp公式サイト
STORES.jp
BASE
STORES.jpと並んでネットショップ開設サービスの双璧をなすサービス「BASE」。こちらは初期費用は0円のプランのみとなります。
STORES.jpが月額ネットショップに必要な機能をパッケージで利用できる様になるのに対して、BASEの場合は必要な機能を一つずつ単体で実装していくような仕様となります。
その機能毎に無料のモノ、有料のモノとがあり、コスト面のバランスを見ながら取捨選択していきます。
実装できる機能の一覧は、BASE公式サイトの「Apps」にて確認することができますので、自分のネットショップにどのような機能が必要か?を考えながらチェックしてみてください。
▽BASE公式サイト
BASE
ネットショップ立ち上げ時に最低限考えたい項目
さて、上記では有名なネットショップ立ち上げサービスについて触れてきました。以下ではネットショップを立ち上げる際に、考えておきたい最低限の要素をピックアップしています。ネットショップを立ち上げる際に、一度考えてみてください。
ターゲット
どのようなターゲットに向けた商品やコンテンツを販売するのか?というターゲット像を明確化します。下記のペルソナシートの記事も参考になるかと思いますので、合わせてチェックしてみてください。
関連記事:ターゲット像を明確にしよう!ペルソナシートの書き方とテンプレート配信
コンセプト
ターゲットに対してどのようなコンセプトで訴求するのか?について明確化します。コンセプトとは、ユーザーにどんな価値を届けるのか?という意味で、物質的なモノの価値だけでなく、「安心」や「癒し」、「わくわく」といった、情緒的な要素も考慮します。
例えば、スタバはただコーヒーを売っているだけでなく、「サードプレイス」というコンセプトを掲げて運営していますよね。ターゲットとコンセプトに基づいて、その他のデザインや写真、テキストといった要素が決定していきますので、ここははじめに押さえておきます。
関連記事:【企画立案】誰に・何を届けるのか?ブレストシート※パワポのテンプレートあり
ショップ名
ネットショップを開設する上で欠かせない、ショップの名前について考えます。
ショップ紹介テキスト
ショップのコンセプトや、運営者の紹介、想いなどをテキスト化します。一般に「about」などの固定ページを用いてショップ紹介を行います。
メインビジュアルイメージ
ショップ画面のファーストビューにどのようなビジュアルイメージを用いるか?について考えます。言葉で書き出すのも良し、検索してイメージに近い画像を引っ張ってくるのも良しですね。
ロゴ(ショップアイコン)
ショップのコンセプトを象徴する様なロゴについて考えます。
イメージカラー
ショップ全体のカラーをどんなテイストにするのか?について考えます。途中から変えることも可能ですが、「イメージカラーを決めない」というのは統一感を失いますのでNGです。暫定的にでも良いのでメインカラーを選定します。
参考サイト
自分で0から考えるのではなく、すでにあるネットショップを参考にするのもオススメで、その場合は、参考にしたいサイトのURLをメモしておきます。
また、STORES.jp・BASE共に、サンプルとなるネットショップを公開してくれているので、まずはそのサンプルを見てイメージを固めるのもオススメです。
商品情報
ネットショップでどのような商品を販売するか?について整理します。商品名、商品写真、価格、紹介文などを考えます。
テンプレート
上記内容を押さえることで、ひとまずネットショップのイメージは固めることが可能です。上記項目に関するフレームのテンプレートを下記からダウンロードいただけますので、よければご活用ください。
テンプレート:ネットショップ立ち上げシート
※上記項目のほか、販促についてやPRについて、顧客育成についてなども次のステップで考えていきます。それらが決定することによって、ネットショップにどのようなシステム的機能が必要となるか?が決まってきます(BASEの場合はこのあたりが重要)。
ですので上記のテンプレートはひとまず、どんなネットショップを立ち上げるか?について考えて整理するまでのフレームとなります。次のステップについても、今後情報を追記していきたいと思います。
おわりに
以上、無料から利用できるネットショップ開設サービス2選と立ち上げ時に考える項目についてでした。事業運営の参考になれば幸いです。
本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらの記事も合わせてお読みください♪