こんにちは!探究.com編集部です。本日は「地図」について投稿してみたいと思います。
地図の果たす機能とは
今僕は新大阪駅にいます。この後、大阪駅で打ち合わせするからこっち来てよ!と言われて、歩いて行こうと考えたと仮定します。
ここから大阪駅に歩いて行こうと思うと、まずは手元のiPhoneで地図アプリを起動するかと思います。
すると下図のような画面が出てきて、実際に「新大阪駅」を目的地として検索すると、ルートが表示される訳です。このルートに沿って歩いていけば1時間ほどで到着して打ち合わせに参加できそうですね。
めちゃくちゃ当たり前のことを書いていますが、ここで改めて「地図」が僕に与えてくれる情報を整理してみると、下記のようなものが該当します。
地図の機能
●全体像
●目的地
●現在地点
●目的地までのルート
●所要時間の目安
ひとまず上記のようなところでしょうか。もしこういった情報がないと、
もしも地図がなかったら?
●暗中模索の中歩くしかない
●まずどちらに向かって歩き始めれば良いのか分からない
●逐一人に道を聞かなければいけない
●住宅街などに迷い込んで行き止まりになるかも
●ゴールまでの時間が分からないので予定が組めない
など、いろいろと不便です。こうして考えると、日常どれだけ地図の恩恵を授かっているのかが感じられます。
プロジェクトを運営する際の企画書の役割
さて、「地図」の有り難みに改めて感謝したところで本題ですが、日々僕たちが取り組んでいる問題解決でも、同じようなことが言えます。
問題課題の解決に取り組む際、この「地図」があるのとないのとでは達成確率や達成までの生産性に雲泥の差が出てきそうです。プロジェクトの全体像、各部分、それぞれの関係性、こういった情報を俯瞰して整理したものが企画書になります。
近年、各部署などの単一の部門による縦割り組織では問題解決ができない、といった状況がよく見受けられますが、他部門の状況を把握し、協働していく際にも企画書が力を発揮してくれます。
企画書がコトづくりの設計図、手順書の役割を担ってくれるというわけですね。
日常の業務の中で、問題課題が多い・複雑で、二進も三進もいかなくなっている…という時は、問題の全体像を俯瞰し、問題解決の地図を用意する。という、視点について改めて考えてみてはいかがでしょうか。
なお、本記事の内容については下記の書籍が参考になりますので、よければ合わせてチェックしてみてくださいね。
▽世界地図思考
また、状況を俯瞰して全体像を見るという点については、下記の書籍がとっつきやすく、参考になります。
▽メタ思考トレーニング
おわりに
以上、問題解決と地図!企画書が果たす役割とは?についてでした。本日もここまでお読みいただきありがとうございます。
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