「で、結局“何が問題”なの?」—抽象的な会議を変える思考の型6W2H

書籍『マンガでカンタン!ビジネスフレームワークの活用法は7日間でわかります。』より、
“売上低迷の原因がつかめない”そんな悩みをどう乗り越えるのかを描いた場面をご紹介します。
左の画像右の画像

―問題の正体を見抜く力、あなたにもあります。

「最近、売上が下がっている…でも、なぜ?」

そんなふうに、なんとなく“うまくいっていない感覚”を持ったことはありませんか?

今回の物語は、ある出版社でのチームの悩みから始まります。

会議室に集まるメンバーたち。

「マーケが弱いのか?」「価格が高すぎる?」――

いろんなキーワードは出てくるけれど、結局はふわっとしていて進展なし。

そんなとき登場するのが、コーチの小野さん。

彼が差し出したのが、6W2Hという思考のフレームワークです。


6W2Hとは?

  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Why(なぜ)
  • Whom(誰に)
  • How(どうやって)
  • How much(どれくらい)

このフレームワークは、ただ“情報を整理する”だけではありません。

問題の輪郭を明らかにし、行動への道筋を見つけ出すツールです。

ゆうみたちのチームは、この問いに答えていくことで、
「学生層の購買率が落ちている」「実店舗の売上が下がっている」など、
ぼんやりしていた問題が、具体的に“見える化”されていきます。


✔ 6W2Hは、実はこんな場面で“めちゃくちゃ使えます”

  • 新人からの報告が「で、何が言いたいの?」になりがちなとき
  • 提案資料に「説得力が足りない」と感じたとき
  • 部下のアイデアがふんわりしていて、現場に落とせないとき
  • 会議で「そもそも、何が課題なの?」と話が拡散してしまうとき
  • 「なんとなく違和感がある」けど、誰も言語化できないとき
  • マーケや営業の企画立案で、“構造的に整理する力”が求められたとき

6W2Hは、「なんとなく」では済まされない現場で、問いを立て直すための“思考の地図”

シンプルだからこそ、社内の認識をそろえたいときにも、個人でアイデアを練るときにも効きます。

6W2Hの詳しい書き方とテンプレートはこちら

□次回は、情報を「どうまとめるか?」という壁に直面します。
そこで登場するのが、親和図法です。


フレームワークは繋げて使うんです。

本記事で紹介した「6W2H」は、1つのフレームにすぎません。
親和図法・連関図法・優先順位マトリクスとつなげて使うことで、
“思考のもやもや”が「見える化」され、行動に移りやすくなります。

📖Voicy解説・テンプレート・活用法をまとめてチェックしたい方はこちらへ

💡「役に立つ」「使えそう」と感じたら、ぜひ書籍もチェックしてみてくださいね。

1日目お試し読み

Amazonで今すぐ購入


あなたの仕事に当てはめて、実際に“整理”してみませんか?(AIコーチ)

  • 使い方はかんたん。
    質問に答えるだけで、 6W2H → 親和図法 → 連関図 → 緊急度・重要度マトリクスの流れを
    あなたのテーマで自動展開
  • 「なんとなく止まってる」課題が、いつの間にか“次の一手”に変わります。
  • 無料です。今すぐ、自分の仕事で使える実感を。

【AIコーチを試してみる↓】

TOP