問題解決に取り組む上で押さえておきたい自責思考と他責思考【思考法】

こんにちは!探究.com編集部です。今回は問題の原因を考える上で意識しておきたい「自責思考」、対となる「他責思考」についての投稿です。

自責思考と他責思考

自責思考とは?

「自責思考」とは、問題の原因が「自分自身のあり方」や「自分の行動」にあると考え、自分自身のコントロールできる要素に対して改善点を置いて考える思考です。例え「クレームが発生した時、自分の対応に問題があったのではないかと考えてみる思考となります。

他責思考とは?

自責思考に対し「他責思考」とは、問題の原因を自分以外の他者に置いて考える思考です。自分以外のメンバーに原因を起因する、業界や社会といったマクロ的な存在に原因を考える思考です。例えば営業目標が達成できなかった時、自身は限界までやっていて、使用しているツールや商品に問題があるのではないかと考えるなど。

まずは自責で考える

自責思考と他責思考、この二つの考え方の間に優劣がある訳ではなく、双方を活用できることが重要です。問題なのは、「自責思考を失って他責思考に偏る」ことです。この状態では、問題が起きるたびに「人のせいにする」ばかりで、問題の解決はおろか、成長は考えられません。

まずは自責思考で考え、「今、自分に何ができるか?」という問いを持つことで、具体的なアクションを導き出して実行します。まずは自分でできることを考え取り組んだ上で、チームや仕組みなどより全体としての問題に目を向けていきましょう。

おわりに

以上、問題解決に取り組む上で押さえておきたい自責思考と他責思考【思考法】についてでした。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。こちらも合わせてチェックしてみてください。

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