やりたいことは幅と深さの2軸で考えてみる【やりたいことリスト】

こんにちは!探究.com編集部です。今回は「やりたいことリスト」の作り方に関する記事です。やりたいことを作成する過程で、どうも本当に自分がやりたいことが見えてこない…という場合、「やりたいことが浅いままずっと横に広がっている」ことが原因かもしれません。

そこで今回は、やりたいことリストの幅と深さをテーマに執筆しています。なお、やりたいことリストそのものの概要や書き方、テンプレートは下記の記事で紹介しています。

「やりたいことリスト」を作ろう!【テンプレートあり】

やりたいことリストの幅と深さ

やりたいことリストの幅と深さ

「やりたいこと」と一言で言っても、その捉え方は多様にあります。様々な視点や定義に立って、「やりたいこと」を考えてみること、これこそまさにやりたいことリストを作成するメリットの一つです。

その視点の一つとして、やりたいことには「幅」と「深さ」があるように思います。幅とは横に横にやりたいことを連想していくこと、深さとは、それをどのくらいのレベル感でやりたいのかといった程度に関する視点です。

やりたいことは幅と深さの2軸で考えてみる【やりたいことリスト】

例えば上図のように、「料理を勉強したい」「TOEICを受験する」「登山に挑戦する」「読書の時間を増やす」などの広がりが「幅」、「読書の時間を増やす」「年間100冊以上読む」「書評ブログを書く」「自分で本を書く」といった流れが「深さ」のイメージです。

やりたいことリストの幅を広げてみる

やりたいことの幅を考える際に意識するのは「質より量」「発想のジャンプ」「連想」であり、「ジャンル」「分野」「テーマ」を横に変えていくと良いでしょう。幅を考える際には、思いついた既存のやりたいことリストを見て連想すること、最近見聞きした面白そうなこと、身近な人がやっていることなどから、「まずはやりたいことの候補を出そう」くらいの感覚で書き出すと、個人的には良いリズムで書き出していくことができます。

やりたいことは幅と深さの2軸で考えてみる【やりたいことリスト】

他者のやりたいことを聞いてみて、「それ自分もやってみたいかも」と思ったら追加していくのも良いでしょう。また、マンダラートを使ってフレームワーク的に書き出すのもオススメです。

連想によってアイデアを広げるフレームワーク「マンダラート」のテンプレート配信

やりたいことリストの深さを考えてみる

次に「深さ」、これは、やりたいことに「程度」や「定量性」を与える作業と言えます。「読書の時間を増やす」の背景にある「本が好き」というところから、どの程度のアクションを行うかを考えてみるという感覚です。

やりたいことは幅と深さの2軸で考えてみる【やりたいことリスト】

筆者の私は、深さを考える際には「程度」「レベル」「目標」「定量性(数字)」「難易度」「到達点」などのキーワードをイメージしています。なお、上記でも触れたように、深さを考えるには、まずそもそもなぜそれをやりたいと思うのか?という根本に一度立ち返っておくことが重要です。

書き出しているやりたいことに対して、「Why?」と一度問いかけてみて、本当にやりたいと思たら、そこから掘り下げていきます。この辺りについては、下記の記事でも少し触れているので合わせてチェックしてみてください。

やりたいと思ったことの「Why・How」を考えてみる【やりたいことリスト】

おわりに

以上、やりたいことは幅と深さの2軸で考えてみる【やりたいことリスト】についてでした。幅と深さ、両方を考えることで、やりたいことリストの解像度は高まり、自分がどんな人間なのか、どんなことがやりたいと思っているのか、という内省にも繋がっていくと思います。

幅について考えている人は深さを、深さを考えている人は幅を考えてみてはいかがでしょうか。

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