仕事の中から楽しさを見いだすには?書籍『「経験学習」入門』を読んで【編集部オススメ本】

こんにちは!探究.com編集部です。本日は仕事への向き合い方についての編集部コラムをば。流し読み程度に読んでいただければ幸いです。

早速ですが皆さんは、仕事の中から楽しさを見つける方法、あるいは仕事を楽しむ方法について考えたことがありますか?

著書『「経験学習」入門』の中で、仕事の中のエンジョイメントを高める方略として、下記の3点が紹介されていました。とても参考になる視点かと思いましたので、こちらのブログでも紹介させていただきます。

仕事の中に楽しさを見いだすには?

<エンジョイメントを高める方略>1.集中し、面白さの兆候を見逃さない2.仕事の背景を考え、意味を見いだす3.達観して、後から来る喜びを待つ

引用元:「経験学習」入門 P105

1.集中し、面白さの兆候を見逃さない

目の前の仕事に集中して取り組み、その仕事を正確に理解、実践することで「面白さの兆し」を掴むことを大切にする方略です。じっくりと仕事に取り組むことでスキルが向上し、「できる」ことが増えるに連れて見える面白さがあるという観点ですね。

2.仕事の背景を考え、意味を見いだす

仕事にはそれぞれ意味があります。目の前の仕事は一見単調な仕事に思てたとしても、その業務はより大きな目的のもとに存在しています。一つ一つの仕事の背景、上位の目的には何があるのか?を理解し、自分なりに意味づけを付加していくことで、楽しさや面白さを生み出していく方略です。

3.達観して、後から来る喜びを待つ

3つ目の方略は、「無理に面白さを探そうとしない」という方向性の方略です。ひとまず仕事を丁寧に最後までやりきってみる。そして、やりきってみた上で振り返った際に感じる面白さを、次のサイクルの中で活かしていくというもの。

おわりに

以上、仕事の中から楽しさを見いだすには?書籍『「経験学習」入門』を読んで【編集部オススメ本】についてでした。エンジョイメントを高める方略として3つのパターンが紹介されていますが、共通して言えるのは「楽しい仕事が待っていればやってくるのではなく、楽しさを見いだすのは能動的なアプローチである」ということではないかと思います。

日々取り組む業務や活動の意味を改めて考え、楽しさを見いだす工夫を考えてみてはいかがでしょうか。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらも合わせてお読みください。

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参考書籍

「経験学習」入門

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