こんにちは!探究.com編集部です。本日は企画書と提案書の違いについてです。企画書と提案書、言葉は別ですが、意味がごちゃごちゃになっている人も多いのではないでしょうか?
企画書と提案書って一緒じゃないのか?何か違いがあるのか??
今回は基本的な考え方について軽く触れておきます。企画書と提案書それぞれの意味や、使用する目的などを押さえておきたい場合はチェックしてみてください。
企画書と提案書の違い
企画書と提案書では”根本的な役割”が違います。
企画書は企画の裏づけと実践するためのアクションプラン、誰が何を担当して、いくら儲かるのか?そしていくら経費削減されるのか等の収益性、将来性がしっかりと設計されているものです。
しかし、企画書に比べて提案書はそこまでの実現性の裏づけはなく、アイデアレベルでも提案書となります。
企画書とは、
企画書とは
新規事業や新商品の収支計画や事業計画、詳細なアクションプランなどすぐに実践できる内容まで落とし込まれている。
一方で提案書とは、
提案書とは
現場の課題から調査資料をもとに解決の方向性を提案する。実務レベルまで落とし込まれていなくてもOK。
といった意味合いの違いがあります。
つまり、問題課題解決の方法が具体的に示されているのが企画書という訳です。
企画書と提案書の位置づけ
望ましいのは、企画書レベルですがビジネス上、限られた時間の中で、そこまで作りこむ余裕もないのが実情です。
例えば、企業向けに企画を立てるときの提案書と企画書のポジショニング例をご紹介します。営業活動上の企画書・提案書のポジショニング例
これは一例ですが、提案書と企画書では役割が変わってきます。企画書はコンサル系になれば、契約後必要になってくるケースもありますし、業種によっては企画書まではいらないで提案書だけでも問題ない所もあります。
提案書を作成する際は「何が問題なのか」そして「その問題をどのように解決していくのかという方法性」がパッと分かりやすく伝わるように作成することがポイントです。
伝えようとすることに対してどのようなページを作成する必要があるのか、よく考えてから企画書の作成に入りましょう。なお、上記の企画書と提案書の位置づけ例に関する図解は、こちらからPDFデータでダウンロードいただくことも可能です。
ダウンロード:営業プロセスにおける企画書と提案書の位置づけ例
おわりに
以上、【企画書の書き方】企画書と提案書の違いについてでした。企画書と提案書それぞれの基本的な概念は把握や違いの理解などはできましたでしょうか。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。企画書の書き方に関する記事もUPしておりますので、よければ合わせてチェックしてみてください。