こんにちは!探究.com編集部です。
共同編集できるオンライン付箋を作ってみた(考えてみた)
オンラインファシリテーションについて
ZoomをはじめSkypeやハングアウトなどのテレビ会議システムサービスを利用して、オンライン上でミーティングやワークショップを行うことが増えてきました。時間や空間の制限を飛び越えて対話を行うことができ、これからの時代には必須要素の一つとなっています。
そうしたオンライン上でのファシリテーションについて、オンラインファシリテーションなんて呼ばれ方がされたりしている訳ですが、オフラインのワークとオフラインのワークでは勝手が違うところもあり、思うようにいかないこともあったりします。
オンラインファシリテーションの際に感じるモヤっと感
オンラインとオフラインで違いは多々あるかと思いますが、筆者の私が兼ねてから感じていた課題として、オフラインの時の付箋の役割を果たすものが欲しい!ということでした。
付箋があることで、誰もが議論に意見を出しやすくなったり、出てきたアイデアを動かして整理したり、グルーピングしたりすることができます。Zoomのホワイトボード機能を使ってみたり、Zoomのと同時にGoogleドキュメントを立ち上げてみたりしてみましたが、なんかやっぱり違う!
オフラインの時ってどうしても誰か一人ずつ順番に喋る、みたいな空気があって、なんかこう直線的だなぁと感じます(自分のオンラインファシリテーション能力が低いだけかもしれないけれど!)。
ということで、オフラインの時の付箋をイメージして、オンラインで使えるオンライン付箋を作ってみました。
Googleスライドを利用してオンラインで共同編集できる付箋を作ってみた
今回考えたのはGoogleフォームを利用して、オンラインでワークやミーティングをしながら、共通の作業ボードの中で一緒に付箋を編集するというものです。
↑Googleフォームの中にまずは付箋のベースデータを用意します。オンラインミーティング時には、この付箋データをコピーして、書きたい場所に貼り付けます。
スライドにテーマを書いてそこにアイデアを出し合ってもよし、まずは一人一人のスライドに自分のアイデアを出して、それを一箇所にまとめて整理するもよしといった感じですね。
イメージはこんな感じ↓↓
※今回は「共同編集できる」ということを重視したためにGoogleフォームを利用しました。共同編集ができない場合、どうしても個々人が作業した出力物を見せ合うという形になるため、オフライン時のあの一体感が感じられないと考えたからです。
便利さともうちょっとな惜しいポイント
上記のイメージでは、私ともう一人の2人でログインしており、お互いの作業状況を見ながら話ができてやりやすい感じでした。また、オフラインの付箋と違ってコピーできるというのがメリット。
フレームワークなどを用いることで、もうちょっと活用できそうな感じがします。また、Googleフォーム上で作成したデータはHTMLページとして公開することができるため、対話の内容を簡易ページにすることも可能。
▽HTMLページイメージ
https://docs.google.com/presentation/d/1HrNLCgjgup24onto4oWiGb5Z44sQPxyTNPA0bg209TI/htmlpresent
もうちょいここがうまくいけば!と思うのはフリーハンド機能ですかね。あるにはありますが、もうちょっと自由度が効くと嬉しい!という感じです。
おわりに
以上、オンラインファシリテーションに使える!共同編集可能なオンライン付箋(ふせん)を作ってみた!Googleスライド編についてでした。