“戦略に魂を入れる”─ビジョン&ステートメントキャンバスで言語化する

書籍『マンガでカンタン!ビジネスフレームワークの活用法は7日間でわかります。』より、
「チームの動きに“意味”を与える」ためのフレームをご紹介します。

「で、結局、何を目指してるんだっけ?」

Will / Can / Mustで、やることは整理できた。
でも、いざ外部のパートナーにこう聞かれたとき、言葉に詰まります。

「御社のビジョンや価値観は?」

目の前の戦略はあっても、

“なぜその戦略をとっているのか”を語れる言葉がなかった──

それが、ゆうみチームの次なる壁でした。


ビジョン&ステートメントキャンバスとは?

このフレームでは、以下の3つの視点で、組織の“志”を言語化します:

  1. ビジョン:私たちが目指す未来像
  2. ステートメント:そのビジョンに向かうための、行動の信条・姿勢
  3. アクション:今、どんな行動をとるか

Will / Can / Must分析との違いは?

フレーム主な役割
Will / Can / Must具体的な行動に焦点を当てている
ビジョン&ステートメントキャンバス全体の目標や戦略を整理

なぜ、この順番が有効なのか?

PEST分析 → Will / Can / Must で戦略の優先順位を定めたあとに、

ビジョン&ステートメントキャンバスを使うことで、個々の行動に“意味”と“方向性”が加わります。

それにより──

  • 社内の意思決定がブレにくくなる
  • 外部パートナーとも価値観でつながれる
  • メンバー1人ひとりが“なぜやるのか”を持てる

フレームを“つなげて使う”からこそ、チームは進化する

・Will:やりたい
・Can:できる
・Must:やるべき

この“行動の設計図”に、
ビジョン&ステートメントキャンバスで“戦略の魂”を吹き込みましょう。


次回は、仮説設定で、
「見えないニーズ」を発見し、次のアクションを起こす方法をご紹介します。


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