ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど「思考法」について学べるオススメ本30選

こんにちは!探究.com編集部です。今回は、世の中に存在する思考法を紹介した書籍の中から、編集部オススメの書籍を幅広くピックアップしています。思考法、物事の考え方について学ぶ機会が欲しいと考えている方はぜひチェックしてみてください。

思考法について学べるオススメ本

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

物事を論理的に伝えることができない、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。本書は、「書く(書いて伝える)」というアウトプットを一つの主たる出口として、物事を論理的に整理し、構造的に考えるための思考法やノウハウを解説しています。ロジカルシンキングを学びたいと考える人ならぜひ一度は読んでおきたい一冊です。

ロジカル・シンキング

こちらもロジカルシンキングについて解説したベストセラー。論理を構築するためのピラミッド構造について分かりやすく紹介しています。論理を考える上で基本となる「MECE(もれなくだぶりなく)」、「So What?/Why So?」について順に解説が綴られています。上述の「考える技術・書く技術」と合わせて読むことをオススメします。微妙に違う表現を比較しながら読み込むことで、論理的思考の基本に対する理解を深めることができます。

グロービスMBAクリティカル・シンキング

ロジカルシンキングを加速させるために欠かせないクリティカルシンキング。「クリティカルに考える」とは、物事や情報、意見に対して、建設的な批判を行うことで、本質を掴もうとすることを意味します。論理的に問題の構造を捉えようとした際、「本当にそうか?」「そもそもなぜ?」といった問いを用いることによって、ロジカルシンキングの精度を高めることができます。

本書はそのクリティカルシンキングの考え方と具体的な方法論について解説した一冊です。

水平思考の世界

物事に対する既存の捉え方や、既成概念に囚われず、自由に発想を行う思考法。論理的に道筋の通った考え方をするロジカルシンキングを「垂直思考」と呼び、この水平思考と対比的に用いられる場合もあります。まずロジカルシンキングを学び、活用してみて、ロジカルだけではどうにもならないことがあるのではないか?という問いが生まれてきた時に読みたい一冊。

3分でわかるラテラル・シンキングの基本

上述した「ラテラル・シンキング(水平思考)」について、もう少しやすいスタイルで綴られた一冊。イラストなども交えながらラテラル・シンキングについて紹介されているため、視覚的にもパッと理解しやすいです。ラテラル・シンキングの入り口としてオススメの一冊。

ビジネス思考法使いこなしブック

ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、クリティカルシンキングの3つの大きな分類を用いて、ビジネスシーンで活きる思考法やフレームワークの活用法を解説した一冊。パン屋を営む事業者の例を用いて、イラストと図解、事例を交えながらストーリーで展開されており、とても読みやすいオススメの思考法本です。

デザイン思考が世界を変える

ユーザー(人間)を中心に据えて問題解決の方法論を設計する考え方であるデザイン思考。新商品・サービスの開発場面や組織開発の場面など、幅広い問題解決の場面で活用される考え方であり、体系的な手法です。本書はそのデザイン思考に関する概念を解説した一冊。デザイン思考という思考法についてまずは大枠の理解をしたいという方にオススメ。

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

上述の「デザイン思考」に関して、日本人の著者が学んだ過程とその内容がまとめられている一冊。デザイン思考を学ぶ上でエッセンスとなる観察、共感、右脳、アート、デザイン、エンジニアリング、ビジネス、などなど、押さえておきたいキーワードが読みやすく紹介されています。ビジネスの現場で、これからデザイン思考を学んでみたいと考えている人にオススメの書籍。

世界はシステムで動く ―― いま起きていることの本質をつかむ考え方

私たちは日々、様々な具象的な問題に直面しますが、それらの多くはその問題単体で考えていても真の解決策を見出せません。本質的な問題は何か、そして問題と問題の関係性、相互性を把握し、問題全体の構造を理解した上で、解決策の立案と実践をおこな必要があります。そうした問題の全体像を構造的に理解するための思考法の一つとして「システム思考」があり、本書はそのシステム思考の考え方について解説した一冊です。

ストーリー思考—「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める

到達したい未来の姿を描き、現状からその未来に到る方法をストーリー(物語)で考えることによって、達成の道筋を見出そうとする思考法「ストーリー思考」。マーケティング施策の考案時や、キャリアデザインの場面など、様々な場面で応用して活用されます。本書は、ストーリー思考の考え方と共に、ストーリー思考を実際に現場で活用するための手法である「フューチャーマッピング」について紹介しています。

メタ思考トレーニング

物事を一つ上の視点から考える思考法である「メタ思考」について紹介した一冊。日々ぶつかる様々な問題や情報、それらを真正面から見て対処しようとするのではなく、一つ高い視点から問題を把握することで、問題の全体像や構造、解決策を見出すことに長けた考え方。

本書は、前半を「メタ思考」の解説、後半はメタ思考によって物事を抽象化した上で、他の場面で応用するために再度具体化する思考法「アナロジー思考(類推思考)」について解説するという2部構成。問題解決を考えるのであればぜひ知っておきたい思考法です。

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

問題、あるいは問いに対する暫定的な仮の答えである「仮説」を立て、仮説と検証のサイクルを素早く回すことによって問題解決、改善活動を行なっていこうとする考え方が「仮説思考」です。状況が刻一刻と変わる現代においては、仮説を立てて検証するスピードを高めることによって、問題の設定の修正、対応策の修正を素早く行いながら前に進むことが大切であるとされます。業種や問題の大小を問わず、あらゆる問題解決において必要な思考法。

論点思考

上述の仮説思考の続編として内田氏が綴った書籍で、仮説を立てるそもそもの出発点となる「論点」の設定に関する考え方を紹介した一冊です。問題解決のための方法論をあれこれと試してみるも、そもそも「問題の設定」が間違っていては良い結果が得られません。これを言葉で言うのは容易いですが、実際、問題をどう設定するかは非常に難しいプロセスですよね。問題の設定、問題設定の質の向上に課題を抱えている方はぜひチェックしてみて欲しいオススメの思考法本。

アブダクション―仮説と発見の論理

仮説を考える上で、こちらもオススメです。アブダクションとは「仮説形成」の意味で、論理的思考に関する本を読んでくると登場する「演繹」「帰納」に並ぶ、第三の推論法となります。「仮説を立てることの重要性」を説いている本は多々ありますが、「仮説とは何か」という問いに向き合っている書籍は少ないかと思います。本書は、論理学の側面から仮説について考察している一冊です。仮説について考えてみたいという方にオススメ本。

発想法―創造性開発のために

KJ法で有名な川喜田二郎氏による「発想法」に関する書籍。KJ法が有名であることから、「アイデア発想」などの文脈で認知されていることも多いかと思いますが、アイデア発想という文脈で飲みKJ法を捉えるのはもったいない話であります。本書は物事の観察と発見、創造といった問題解決全体のプロセスについての知見が溢れた一冊であり、考えることの楽しさや奥深さを教えてくれます。思考について考えるのであればぜひ一度読んでおきたいオススメ本です。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

数値を実際に明確化するのが難しい局面において、収集できるいくつかの情報を元に、論理的に概算値を推論するフェルミ推定について解説した一冊。

フェルミ推定の考え方を軸にし、「好奇心」「論理的思考力」「直感力」の3つをベースとした「地頭力」と、それらのベースの上に重なる「仮説思考力」「フレームワーク思考力」「抽象化思考」の3つの思考とその鍛え方を紹介しています。

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ

複眼思考とは「複眼」という言葉からも連想されるように、「多様な視点」から物事を見て、考えてみる思考法のことです。本当にそうか?と反対側からの見え方を考えて見たり、ビジネスシーンの場合で例を挙げれば、顧客から見たらどうか?提携企業から見たらどうか?競合から見たらどうか?など、様々な視点から一つの物事を考え、より良いソリューションを追求していくといった思考法。

本書はその複眼思考についての考え方と共に、実際に複眼思考で物事を考えるための問いの立て方や事例を紹介し、「物事を深く考える」ための入り口の一つを提供してくれる一冊。

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

問題解決の現場における思考を「カイゼン思考」「戦略思考」「デザイン思考」「ビジョン思考」という4つの分類で考えることによって、自らの意思に基づいて思考を練りだすあり方について紹介した一冊。PDCAを主軸とした改善、ロジカルシンキングや戦略思考、デザイン思考に限界を感じたらぜひ手に取りたいオススメ本。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

今、本当に大切なことは何か?自分が、本当にやりたいこと、あるいはすべきことは何か?に集中するための思考法「エッセンシャル思考」。

様々なプロジェクトや業務に関わることが増え、あらゆる種類・レイヤーの情報に触れることが多くなった現代において、本当に大切な核となる部分が何かを見失ってしまう場面も多いことかと思います。本書はそんな時に読みたい、フォーカスすべきことの見つけ出し方、集中するためのマインドセットなどを解説した一冊です。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

企業が商品サービスを開発し、消費者に届けるまでのプロセス全体の中で、一番スピードの遅い工程が全体のスピードを決めるという考え方に基づき、ボトルネックとなる制約条件に着目して改善活動を行う考え方があります。これをTOC(制約理論)と呼び、本書「ザ・ゴール」の中で紹介されています。経営やマネジメントを行う人にとって一度はチェックしておきたい思考法。

複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考

思考や意思決定において、マトリクスを用いた整理法や分類法は普遍的に役立つ手法として、様々な種類の方法論が開発されています。当サイトでも意思決定マトリクスやペイオフマトリクス、重要度/緊急度マトリクスなどなど、マトリクス形式の方法論については多数紹介しています。本書は、そのマトリクス(2軸)についての考え方や具体例を紹介したオススメの思考法本です。

図で考える。シンプルになる。

複雑な情報を理解しやすくするには図解が欠かせなくなってきました。図解を用いて何かしらの情報を解説する書籍やWebサイトも増えていますよね。この「図解」は、情報を他者に伝える「アウトプット」の場面でだけでなく、自身が情報を「インプット」する際にも有効です。本書は、ビジュアルシンキングを提唱する櫻田潤さんによって綴られた、図解の考え方やスキルを紹介したオススメの一冊。

使える 弁証法

アイデアとそのアイデアに対立するアイデアを叩き合わせることで、高次のより良いアイデアを創出しようとする思考法「弁証法」について紹介した一冊。弁証法の簡単な概要に触れることができるため、まず弁証法ってどんな考え方なのかを知りたいという方におすすめ。

はじめての哲学的思考

意味や概念について考えることで物事の本質を掴む「哲学的思考」について紹介した一冊。「哲学」とは何か、そして哲学的に物事を考えるとはどういうことかを読みやすく解説していておすすめです。科学や宗教との違いなどが冒頭で解説さて、その後、実際に哲学的に考えるための前提や方法論が紹介されています。

行動意思決定論―バイアスの罠

こちらは思考法に特化して書かれた本ではありませんが、思考をする上で避けては通ることのできない「バイアス」について解説された一冊です。バイアスとは「(思考の)偏り」のことで、人間は物事を考えたり、意思決定を行う際、前提条件や個別の体験や置かれている状況などの要素によって、思考が偏ってしまう生き物です。

各思考法やビジネスフレームワークを活用する際にも、このバイアスに気をつけておく必要があります。バイアスについて知りたいという方にオススメです。

データ・統計分析ができる本

統計の基本が学べる一冊です。統計思考のエッセンスとなる平均や分散、標準偏差、度数分布、ヒストグラム、散布図、相関分析、回帰分析などの基本概念に関して分かりやすくインプットできます。日々の問題解決の中で登場するシーンが事例として扱われており、統計の入門者でも馴染みやすいところがおすすめです。本書を読んだ後、実際に統計の専門的な書籍へと進んでも良いかと思います。

「無知」の技法 NotKnowing

先述のバイアスにも通ずる「無知であることを強さ」を説いた一冊。人は学習を重ねることによって、より多くの情報を処理することができるようになりますが、一方で、知っているからこそ囚われてしまうことや、「知らない」と言えない難しさのようなものが生まれます。

本書は、「知らない」ということを負の要素としてとらえるのではなく、変化が激しく未知である現代において、「知らない」ということの重要性、「知らない」の活かし方について解説しています。思考を学ぶ上で、自身の思考や経験に囚われず、常に進化し続けていくために読んでおいて損のないオススメ本です。

「キレ」の思考 「コク」の思考

様々に存在する思考法を「思考球域」という一つの体系にまとめることを試みた一冊。抽象と具象、右脳と左脳、主観と客観という3つの軸を用いて、思考法を3次元で分類し、相互の関係性や活用法を綴っています。思考法をある程度学んでおり、それらを一つの体系として自分の中に取り込みたいという方向けにオススメです。

思考の整理学

200万部を超える思考に関するベストセラー書籍。知識の量を蓄積することを良しとした時代から、知識の先にある「創造」が必要とされる時代になりました。そこで、頭の中に様々な情報を溜め込むだけでなく、適切な抽象化、不必要な情報の忘却を行い、創造に必要な脳のスペースを確保することが重要にっていること、そして思考の整理を行うための方法論を紹介した一冊。思考について考えるのであれば一読しておきたいオススメ本です。

グロービスMBAキーワード 図解 基本ビジネス思考法45

ロジカルシンキング(論理的思考)やクリティカルシンキング(批判的思考)、ラテラルシンキング(水平思考)などなど、上述の思考法本で解説されている思考法ほか、ビジネスシーンで活きる思考法や考え方を45種類解説した一冊。思考法としてどのようなものが存在しているのかを網羅的に知りたいという方にオススメです。

おわりに

以上、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど「思考法」について学べるオススメ本についてでした。「考える力」は、あらゆる問題解決のベースとして活きるのはもちろん、私たちが日々をより主体的に、プレイフルに生きていくために大切な力だと考えています。

今回ピックアップしたオススメ本

  1. 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
  2. ロジカル・シンキング
  3. グロービスMBAクリティカル・シンキング
  4. 水平思考の世界
  5. 3分でわかるラテラル・シンキングの基本
  6. ビジネス思考法使いこなしブック
  7. デザイン思考が世界を変える
  8. 21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
  9. 世界はシステムで動く ―― いま起きていることの本質をつかむ考え方
  10. ストーリー思考—「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める
  11. メタ思考トレーニング
  12. 仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
  13. 論点思考
  14. アブダクション―仮説と発見の論理
  15. 発想法―創造性開発のために
  16. 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
  17. 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ
  18. 直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN
  19. エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
  20. ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
  21. 複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考
  22. 図で考える。シンプルになる。
  23. 使える 弁証法
  24. はじめての哲学的思考
  25. 行動意思決定論―バイアスの罠
  26. データ・統計分析ができる本
  27. 「無知」の技法 NotKnowing
  28. 「キレ」の思考 「コク」の思考
  29. 思考の整理学
  30. グロービスMBAキーワード 図解 基本ビジネス思考法45

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。オススメ本に関して、下記の記事でも紹介していますので、よければ合わせてお読みください。

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