“どうすればビジネスとして成り立つのか?”─ビジネスモデルキャンバスで全体像を描く

本日は、書籍『マンガでカンタン!ビジネスフレームワークの活用法は7日間でわかります。』より、
「アイデアは形になってきたけれど、ビジネスとしてどう収益化し、継続していけばいいのか分からない…」と悩むチームが、
ビジネスモデルキャンバスで“事業の仕組みを一枚に整理する方法”を学ぶ場面をご紹介します。

「良いアイデアなのに、ビジネスとして続かない…」

プロダクトやサービスを作っても、
「どうやって利益を生み出すのか」「誰と連携すれば拡大できるのか」が曖昧なままでは、
せっかくのアイデアも長続きしません。

そこで役立つのが、ビジネスモデルキャンバスです。

ビジネスモデルキャンバスとは?

ビジネスの仕組みを9つの要素で整理し、事業全体のつながりを見える化するフレームワークです。

  1. 顧客セグメント(Customer Segments):誰に価値を届けるか
  2. 価値提案(Value Proposition):どんな価値を提供するか
  3. チャネル(Channels):どのように届けるか
  4. 顧客との関係(Customer Relationships):どんな関係性を築くか
  5. 収益の流れ(Revenue Streams):どこから収益を得るか
  6. 主要リソース(Key Resources):必要な資産・人材・技術は何か
  7. 主要活動(Key Activities):価値を提供するために何を行うか
  8. 主要パートナー(Key Partners):誰と協力するか
  9. コスト構造(Cost Structure):どんな費用が発生するか

⇒ これらを1枚で整理することで、「事業の全体像」が一目で把握できます。

ビジネスモデルキャンバスを使うメリット

  • 事業の構造を一枚で俯瞰できる
  • チームやパートナーとの共有がしやすい
  • “価値を生む部分”と“コストがかかる部分”の関係を明確化できる
  • MVPやPMFで得た気づきを“持続可能な仕組み”に落とし込める

これまでのフレームとのつながり

  • リーンキャンバス:新規事業の仮説を描く
  • MVPキャンバス:小さく試して検証する
  • PMF:市場との適合を確かめる
  • ビジネスモデルキャンバス:その成果をもとに、“事業としてどう成立させるか”を設計する

⇒ つまり、これまでの「試す → 確かめる → 広げる」の流れを、
“仕組みとして持続可能にする”段階が、ビジネスモデルキャンバスです。

次回は、ビジネスの成長を数値で捉える 「AARRRモデル」 をご紹介します。
顧客の獲得からリピート・紹介までのプロセスを可視化し、
“事業をスケールさせる仕組み” を考えるためのフレームです。


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