本日は、書籍『マンガでカンタン!ビジネスフレームワークの活用法は7日間でわかります。』より、
「毎日忙しいのに、成果が見えない…」「チーム全体の方向性がバラバラ…」と悩むチームが、
OKRで“明確な目標を設定して、チーム全体を一つにする方法”を学ぶ場面をご紹介します。
「組織の目標が曖昧でチームの士気が上がらない…」
タスクに追われ、努力しているのに結果が出ない。
チーム全員が頑張っているのに、同じ方向を向けていない。
そんなときこそ必要なのが、OKRという共通言語です。
OKRは、「何を目指すのか(Objective)」と「その達成をどう測るのか(Key Results)」を
明確にし、チーム全員の行動を同じゴールへと導くフレームワークです。
OKRとは?
目標を“共感できる方向性”として掲げ、成果を“測定できる数値”で定義する仕組みです。
たとえば、オンライン学習事業チームでは次のように設定しました。
- Objective(目標):オンライン学習プラットフォームの市場シェアを拡大する
- Key Results(主要な成果):
① 新規ユーザー登録数を20%増加させる
② ユーザーリテンション率を15%向上させる
③ 月間アクティブユーザー数を5000人に増加させる
これにより、チーム全員が「何を目指し」「どこに集中すべきか」を明確にできるようになりました。
OKRを使うメリット
- チーム全員が同じ方向を向いて動ける
- 優先順位が明確になり、ムダなタスクが減る
- 成果が測定可能になり、モチベーションが上がる
- 定期的なレビューを通じて、成長のサイクルが生まれる
つまり、OKRは「努力を見える化し、成果をチームで共有するための道具」なのです。
他のフレームとのつながり
- OKR:チーム全体の目標を明確化する
- KPI:成果を定量的に測定し、進捗を管理する
- インテグラル理論の4象限:個人と組織の成長を多面的に分析する
- GROWモデル:個人の目標達成を支援し、行動変化を促す
これらを組み合わせることで、
「組織の方向性」と「個人の成長」を両輪で動かすチームが生まれます。
次回は、チームの進捗を見える化する 「KPI」 をご紹介します。
目標に直結する指標を設定し、
“どこまで成果が出ているのか”をチーム全員で把握する方法を解説します。
【目標達成とチームの成長を促す4STEP解説】
4つのフレームを使って、
“プロジェクトとチーム全体のパフォーマンスを向上させる”方法を
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